作品を通して、作者の生き方を学び、自らの生き方を正す。
(11月大阪校体験塾 in 奈良県立美術館・森川杜園展)
2021年11月19日(金)
親愛なる君に
11月の大阪校体験塾は、
奈良県立美術館「森川杜園展」に、行ってきました。
ふふ奈良から、車で送迎していただきました。
奈良県立美術館長の籔内佐斗司先生から、
「こんな凄い人がいた」というオススメを頂き、伺いました。
サイトの「籔内佐斗司の部屋」のバックナンバーを完読してしまいました。
大津昌昭さんによる伝記小説『藝三職』があまりにも面白く、
大河ドラマを1年見たかのような満足感に浸りました。
塾での予習では、「見たんか」のツッコミを美江ちゃんからいただきました。
実物と、ご対面。
彫り数を最小限にした写実。
超絶技巧を裏付ける模写の緻密。
絵師・人形師・狂言師の三刀流。
人間力のパワーに圧倒される。
職人から作家になる壁は、人間力に尽きる。
この日は、最終日。
個人蔵がほとんどで、もう二度と見ることは難しいだろう。
奈良国立博物館の「正倉院展」のチケットが取れず諦めた人は、
正倉院の模刻が、森川杜園作と知ると、驚くだろう。
作品を通して、作者の生き方を学び、
自らの生き方を正すのが、作品との向かい合い方です。
彰宏より
P.S.
来月の大阪校体験塾は、京都で面白い企画を交渉中です。
★12月12日(日)ナカタニズ・テーブル京都
GOOD NATURE HOTEL KYOTO
★12月5日(日)隠れ家テーブル
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