作家になるには、まず人間力を磨くこと。
(峰月響介さんデビュー作『謎屋珈琲店 21番目の挑戦』)
2025年11月05日(水)
親愛なる君に
「自分の本を出したいのですが、
どうすればいいですか」
と、聞かれました。
本を出すには、
本を出し続けている人のそばにいることです。
中谷塾に来ている峰月響介さんの
1冊目のデビュー作
『謎屋珈琲店 21番目の挑戦』(河出書房新社)
が出版されました。
峰月さんは、推理小説のコンテストに応募を続けました。
「コンテストに応募しているのですが……」
という人もいます。
2.3回落選すると、応募しなくなる人は、
本を出すことはできません。
諦めず、出し続けることができる人が、
本を出版することができます。
峰月さんの第1作は、
『謎屋珈琲店』を金沢と東京・根津で経営している
峰月さんの体験が生かされていました。
そして、中谷塾に来ることにより、
人間力を高めていました。
作家になるには、
作家である以前に、どんな人間であるかを求められます。
推理小説で大事なことは、
トリックよりも「人間の優しさ」です。
彰宏より
P.S.
塾の中から、次はどんな作家が誕生するか、
楽しみです。




