全体を見ることで、気配を感じることができる。
(12月大阪校体験塾・後編 in HOSOO FLAGSHIP STORE)
2021年12月17日(金)
親愛なる君に
12月大阪校体験塾は、雲母唐長で、
パワー・運気・出会いを充電した後、
西陣織のHOSOO FLAGSHIP STOREに伺いました。
左官さん手塗りの黒壁に、大津君がまた目を丸くしている。
ケーキのような版築塀を解説。
下見執行役員のホップ大王に、
山にツの屋号の意味をたずねて、
みんなに解説をしてもらう見せ場を作るも、「ウッ」。
「ふふふ、ここは、絶対テストに出る所なんだけど」
と、相方の田村先生が笑っている。
まず2階のギャラリーで吉田真一郎氏「白の気配」。
「わっ」
大津君が、室内の暗さに声を上げる。
真っ昼間の、都会の真ん中で、
どうしたらこんなに闇が生み出せるかと思うくらいの闇。
まさに、体験塾。
直島のジェームズ・タレルの南寺以来。
白は、見てはいけない。
探しても、いけない。
探せば探すほど、見えなくなる。
白は、眺める。
一点を見つめるのではなく、全体を眺める。
なんと、面白い。
なにもないと思っていたところに、
6枚の布が浮かび上がってきた。
これは、見えたのではなく、
気配を感じたのだ。
対象自体は、何も変化していない。
変化したのは、自分自身だった。
1階でマネージャーの熊谷理恵子さんに、
説明を伺って、ますます西陣織の凄みを知る。
奥のカフェで、
抹茶&ショコラ、焙じ茶&マカロン
をいただく。
あまりの静けさの中、
ホップ大王の耳が、真っ赤な警報レベルになっている。
田中裕将くんが、屋号の意味を、ホップ大王に代わって
熊谷さんに聞いてくれた。
非日常の体験を味わいました。
これから、アートや料理を味わう時の
接し方が、変わります。
彰宏より
P.S.
1月16日(日)の新春初詣企画・大阪校体験塾は、
奈良の「中川政七商店」本店・鹿猿狐ビルヂングに行きます。
十三代・中川政七会長が、「お待ちしています」とのことです。
またまた大変な事になりました。
◆中川政七商店 鹿猿狐ビルヂング
◆【中谷塾】ワークショップ
(【ナカタニズ・テーブル】【体験塾】も、こちらから)