• 大
  • 中
  • 小

中谷彰宏公式サイト - AKIHIRO NAKATANI -

ホーム | レター

レター

中谷彰宏からの今日のメッセージ

戻る

味変を自分でアレンジするのが、フレンチの楽しみ方。
(5月ナカタニズ・テーブル京都 in MUNI KYOTO)

2022年05月19日(木)

親愛なる君に

5月のナカタニズ・テーブル京都は、
MUNI KYOTOに行きました。

法子ちゃんは、先に、隣の福田美術館に行ってました。
常務は、北野天満宮に。
アラン・デュカスを、青山・東山・嵐山とコンプリートの
真ちゃんは、スーツ姿でトロッコ鉄道。
ナカタニズ・テーブルは、前後のついで旅も楽しい。

席から、渡月橋と小倉山を眺めながら、
アラン・デュカスをいただく贅沢。
ただし、楽しみは、楽をして味わえない。

なかなかすんなり味わわせてもらえないのが、
フレンチ。
そこは、捻りの京都に似ている。
最初の一皿が、最初の一皿ではない。

最初の一皿の前に、
ドリンクが2種。
マリモのような緑のビー玉が入っているお水のグラス。
軽い。
かと思うと、もう一つのグラスは、何も入れる前から、重い。
えっというリアクション。
その重いグラスに、ノンアルコールのアペリティフ。
昆布茶と紅茶とお酢のカクテルドリンク。

さらに、シェフからのプレゼントの一皿。

さらにさらに、アミュージュ・ブーシュ。

まだ、コースの一皿目が、始まっていない。

やっとの一皿目は、
紫アーティチョークのファルシ。
アーティチョークの中に、
イカや、様々な食材が詰め込まれている。
レモン・黒オリーブ・オマール海老のソースで頂く。
逆イカ飯は、一口ずつ、味が違う。
それを、ソースを変えながら、味変する。
フレンチは、自分でアレンジする料理なのです。

テーブル初参加の菊永くんが、アタフタしている。
それが正解。
アタフタさせるのが、アラン・デュカスの企み。
菊永くんには、ナイストライ賞。

アラン・デュカスの保津川の川下りのような食事の後、
宿泊部長の本間政和さんに、お部屋を見せてもらう。
最初のお部屋は、部屋の中に、
大堰川が流れ込んでくるような錯覚に陥る。
渡月橋の上に、ベッドを置いている感覚。

もう一つのお部屋は、渡月橋と小倉山が、
縁側にあるような贅沢なお部屋。
掛け軸に描かれた水墨画の桃源郷に入った感覚。

真ちゃんが、オフシーズンはいつですかと、
真剣に訪ねていました。
「6月ですね」
「うっ、来月かあ」
京都テーマの淡い藤色のシャツが、一気に濃い紫に
変わりました。

フレンチと京都は、つくづく似ていることがわかりました。

彰宏より

P.S.
法子ちゃんは、この後、
先月のテーブルで行ったROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsに、
宿泊と聞いて、真ちゃんのシャツが、さらに濃い紫になりました。

6月12日ナカタニズ・テーブル京都は、
ホテルオークラ京都で、ビュッフェ。
名古屋校・東京校で盛り上がっている
ビュッフェのエスコートの仕方・され方体験です。
【中谷塾】ワークショップ
(【ナカタニズ・テーブル】【体験塾】も、こちらから)
★6月12日(日)ナカタニズ・テーブル京都
ホテルオークラ京都

pagetop