展覧会で、写真を撮らないで見られる人は、センスがいい。
(「ルイ・ヴィトン」展@紀尾井町)
2016年06月16日(木)
親愛なる君に
「展覧会のセンスのある見方を、教えてください」
と、聞かれました。
「空へ、海へ、彼方へ──旅するルイ・ヴィトン」展@紀尾井町に
行ってきました。
まず入ると、木の匂い。
木工メーカーから始まったルイ・ヴィトンを、匂いで表現しました。
展示の仕方がオシャレでした。
ヨットの部屋、大型客船の部屋、飛行機の部屋、
列車の部屋、映画スタジオの部屋、日本の部屋と、
テーマごとに工夫されていました。
写真撮影自由で、カシャカシャと無粋な音の鳴り続ける中、
写真を撮らずに見ている女性に、センスを感じました。
匂いも、空気も、写真には写らないからね。
彰宏より
P.S.
紀尾井町であったのも、感慨深かった。
ルイ・ヴィトン50店舗時代に研修をしていて、
もっとも値段の高いハードケースが売れる
今はなき紀尾井町店を応援していました。