描かれた建物を見ることで、バンクシーの意図がわかる。
(10月東京校体験塾 in バンクシーって誰?展)
2021年10月14日(木)
親愛なる君に
10月17日(日)の東京校体験塾は、
「バンクシーって誰?展」に行きます。
天王洲は、寺田倉庫が中心になって、
ストリートアート街になっています。
バンクシーは、写真ではわかりません。
バンクシーは、描かれた場所を計算して描いているからです。
バンクシーは、壁どころか、描かれた建物こみで、
作品なのです。
<花束を投げる男>は、5mもあるとは、気づきません。
空爆をするパイロットに見せるための絵です。
建物は、屋上にタンクのあるガソリンスタンド。
投げている方向は、イスラエルが作った壁の方向です。
今回、凄いのは、その建物を、
ドラマ撮影が自粛で撮影が減った日テレの美術部さんが、
渾身の職人技を発揮しました。
ブリストルの坂道を作り、
パレスチナの「世界一景色の悪いホテル」の客室を再現。
路地裏にはネズミが走り、
捨てられたタバコの吸い殻まで。
タバコの吸い殻が落ちている展覧会は、初めてです。
バンクシーこそ、ビジネスとアートと哲学を
一体化させた思想家であることが、
今回の展示の仕方でわかります。
今回の主役は、セットです。
2021年のマイベスト美術展の展示部門、確定です。
彰宏より
P.S.
予約チケットが、完売するのも、
うなずけます。
一緒に、映画の世界の中に、入りましょう。
予習は、10月16日(土)、教養塾でも路線図解説します。
◆【中谷塾】ワークショップ
(【ナカタニズ・テーブル】【体験塾】も、こちらから)
★10月17日(日)東京校体験塾
バンクシーって誰?展