本と妖怪は、似ている。怖いけど魅力がある。
(1月東京校体験塾in角川武蔵野ミュージアム)
2021年01月23日(土)
親愛なる君に
新年第1回の東京校体験塾は、角川武蔵野ミュージアム。
生で見ると、隈研吾さん設計の岩肌は、
木のように優しかった。
生で見ないと、わからない。
集合場所の2階エントランスにある
ウルトラマンの仏像のアルカイック・スマイルに、
すでに見入ってしまっている。
まずは、武蔵野坐令和神社にお参り。
塾の初詣になりました。
本殿は、ご祈祷の人しか入れないので、
外から、天井画の天野喜孝さんの鳳凰の図を覗きこみました。
すると、神主さんが、「ご視察ですか」と、
特別に本殿の中に入れてくださいました。
真下で、神主さんの解説付きで、天野喜孝鳳凰の迫力に接しました。
宮司さんまで、呼びに行ってもらえました。
「先生と一緒じゃないと、中に入れてもらえるなんて、できなかった。
これこそ、体験塾の醍醐味」
と、法ちゃんは喜んでいました。
もはや妖怪好きが高じて、妖怪と習合した荒俣先生の妖怪展のお化け屋敷では、
ダンボールの中に入れられている展示が、リアルだった。
ミイラが怖くて、ミイラ好きのエミちゃんは、ミイラと久しぶりの再会。
セクシー人形フェチの僕にとっては、
荒井良さんのセクシーで怖い人形は、ずっと見ていたかった。
感じやすい佳葉ちゃんは、目を閉じていました。
紅白で、YOASOBIが歌った本棚劇場。
気になる不思議な本だらけで、
朝から来て、閉館まで読んでいても飽きない迷宮でした。
武蔵野回廊で、佳葉ちゃんのお父さんが書いた本が、
入り口に置かれていました。
佳葉ちゃんのお父さんは、植物学者だということを思い出しました。
突然、家族に紹介された驚き。
いい香りがしてきました。
ミュージアム・レストラン「SACULA DiNER」の匂いに導かれて、
お茶を変更して、食事になりました。
地元の武蔵野の食材で、器も凝っています。
本田くんは、なまずのテリーヌ。
エミちゃんは、なまずのフィッシュ&チップス。
デザートとコーヒーも飲んで、
完全にナカタニズ・テーブルになってしまった。
図書館と美術館と博物館と神社と見世物小屋が一体化した
妖怪の胎内に入った気分でした。
1DAYパスポートがあるので、みんなは本棚劇場に戻って、
行方不明解散としました。
彰宏より
P.S.
2月は、第3週2月21日(日)に、
江戸東京博物館「古代エジプト展」。
ミイラのリストに、入ったようです。
エジプトの神話は、またまた面白い。
◆2/21(日) 東京校・体験塾/ナカタニズ・テーブル東京
◆2/14(日) 大阪校・体験塾/ナカタニズ・テーブル京都