• 大
  • 中
  • 小

中谷彰宏公式サイト - AKIHIRO NAKATANI -

ホーム | レター

レター

中谷彰宏からの今日のメッセージ

戻る

素晴らしい食事は、インスピレーションを湧かせてくれる。
ナカタニズ・テーブル東京・後編inメズム東京・シェフズシアター

2021年02月27日(土)

親愛なる君に

2月のナカタニズ・テーブル東京は、
生沼総支配人から、メズム東京のショウルームで、
すっかり体験塾までしてもらって、ようやくシェフズ・シアターへ。

プライベート・ダイニング・ルームで、劇団四季のミュージカルを見るように、
食事のオープニングの幕を開ける。
オープニングシャンパンは、ノンアルコールなのに、
しっかりシャルドネの緑色の味わいがる。
ナイフレストは、硯に使う石。
コッパーのカトラリーは、千手観音の指のようにセクシー。
前菜は、溶岩に乗っている。
パンは、南部鉄の器に入っている。
ここまでで、もう満足。
もう、デザートでもいいという満足顔を、ノリちゃんはしている。
真ちゃんは、エミちゃんが、宿泊予定を前倒ししていることに、気づく。
ヤシオマスは、ヤシオモミジに由来する話をしてくれたのは、
植物学者の娘の佳葉ちゃん。

十数皿の料理を頂いたような満足感は、
一皿ごとの濃密な完成度から来ている。
これは、お雛様の小さいお道具だ。
実物大と同じ精度の蒔絵や螺鈿でできている。
一切れだけで、大きな料理を食べたような満足感に満たされる。

Brewteaは、香りを実際に嗅いで、選ぶ。
デザートのセルクルを、パリパリ割る音もおいしい。
二十歳すぎにして、これを体験してしまった朋子ちゃんは、
これからデートする時、感動するふりをすることになりました。
予定時間をたっぷりオーバーして、
エミちゃんは、「予約しといてね」と真ちゃんに伝言して、
タクシーで仕事に向かいました。
真ちゃんは、3月宿泊の予約を入れました。

彰宏より

P.S.
食事をしながら「今度は、どこに行こうか」という話をするのが、
最高の贅沢。
3月7日(日)ナカタニズ・テーブル東京は、
皇居の森をテラスから眺めるできたばかりのフォーシーズンズホテル大手町。
「今、いろんなおしゃれ雑誌の表紙になっている所」
と、エミちゃんはすでにウェイティング状態でした。

【中谷塾】ワークショップ
(【ナカタニズ・テーブル】【体験塾】も、こちらから)

pagetop