自分に、もう1人の自分が添削を入れるのが好き。
2016年06月24日(金)
親愛なる君に
「文章がうまくなるコツは、何ですか」
と、聞かれました。
もう1人の自分が、文章を直すことです。
僕は、子供の頃から、添削フェチです。
添削とは、テストに赤のペンで直してもらうことです。
大学受験で最も難しかったのは、Z会です。
直すのが好きというより、
直してもらうのが、好きです。
自分の答案が、真っ赤になって戻ってくると、
100点よりも、興奮しました。
赤の筆記用具は、なんといっても、万年筆のインクです。
学生時代、問題集を解く時も、
赤の万年筆で、別の人の書体で別人格で、
自分に自分でアドバイスを書きこんでいました。
赤の万年筆は、もう1人の僕なのです。
講演で、その話をしたら、「変態ですね」と言われて、
うれしかった。
彰宏より
P.S.
赤の万年筆の添削は、今でも好きです。