荷姿に、その人の美意識が表れる。
(『なぜあの人は「美意識」があるのか。』水王舎)
2019年04月03日(水)
親愛なる君に
宅配便が送られてきたとき、
奇麗なテープの貼り方をされていたので、
感動しました。
一方で、せっかくの物を残念な荷姿で、
送らてれてくることもあります。
荷物の包装の仕方を、「荷姿」といいます。
我が家は、染め物の配送をしていたので、
父親の荷姿に、尊敬の念を抱いていました。
荷姿を美しくできることが、大人の証しです。
「『雑だね』と言われました。
どうしたら、雑でなくなりますか」
と、相談されました。
雑を抜け出すには、美意識を持つことです。
美術館に行くだけが、美意識を持つことではありません。
玄関の靴を、そろえる。
ドアを、そっと閉める。
足音をうるさく立てない。
感じよく、手渡す。
すべて、美意識です。
彰宏より
P.S.
『なぜあの人は「美意識」があるのか。』(水王舎)
まとめました。
父親の端正な荷姿を思い出しました。