親愛なる君に

コシノヒロコさんのコラボトークの興奮も冷めないうちに、
みんなでタクシーで移動して、
6月の大阪校遠足塾の目的地、摩耶ケーブルへ向かいました。

「何年ぶりですか」
50数年ぶりです。
最大斜度29度。ジャンプスキー台くらい。
なかなかの傾斜。
木々の間から、視界は、神戸港から、大阪湾まで広がっていく。
関空まで、うっすら見える。
ふだん、見かけない高山植物が咲いている。

虹の駅で、摩耶ロープウェイに乗り換えて、
頂上の星の駅へ。
日本三大夜景の掬星台。
関空も、見える。
かつては、大阪城もはっきりと見えたに違いない。
左右には、六甲山系。
海を見ているというより、地球を見ている気分。
運命は、見ている景色で変わる。
こんな景色を見ていると、世界に出ていきたくなる気持ちもわかる。

父親は、神戸のこの海と山の景色が見たくて、
六甲に引っ越した。
子どもの頃の原風景が、ここにある。

大龍寺の山号は、空海が二度訪れたことから再度山。
摩耶夫人を御祭神にしている天上寺に向かう。
なかなかの石段。
オテルド摩耶に来てしまった。
これも、また来れるという摩耶夫人のご配慮。
こうして、うろうろするのが、楽しい。

ロープウェイ、ケーブルカーと、降りていく。
さっき見たのと、また違う景色に感じる。

バス停で、気づきのシェアと、かげほめの練習。
乗り合いバスも、観光バスになる。
乗り物も、旅だ。

彰宏より

P.S.
7月11日の大阪校遠足塾は、下鴨神社、旧三井家下鴨別邸に決定。
自然に触れて、感度が敏感になった所で、
美意識の粋に触れよう。

◆<ナカタニズ・テーブル京都/大阪校体験塾>