面倒な手間を楽しむのが、職人の生き様だ。
(路線図職人)
2021年04月14日(水)
親愛なる君に
「いつから作家になろうと思われたんですか」
と、聞かれました。
実家は、昼は染物屋、夜はスナック。
サービス業と、職人。
この2つだけは、しないなと感じていました。
大変さを、そばで見ていたからです。
ところが、ある年齢から、
サービス業と職人の世界に、
どんどん近づいていっていることに気づきます。
サービス業と職人の人が、好きです。
家を継ぐということは、
同じ業態をするということではありません。
生き様を、継ぐということなのです。
今、僕がしていることは、
まさにサービス業と職人の生き様を
継いだことなのだと、気づきました。
彰宏より
P.S.
職人の生き様とは、手間のかかることを楽しむことです。
「先生は、膨大な準備のいる路線図職人です」
1枚の路線図を作るのに、何百冊の本を読まねばなりません。
その値打ちは、分かる人だけに、分かればいい。
路線図は、手間がかかるけど、たしかに楽しすぎる。
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