香りは、行ってみなければ、わからない。
(3月大阪校体験塾前編in天龍寺)
2021年03月19日(金)
親愛なる君に
3月の大阪校体験塾で、天龍寺さんに行きました。
京都五山のひとつ、天龍寺に行っておかないと話が始まらない。
授業で習った、禅宗建築のオンパレード。
夢窓疎石の禅宗庭園・曹源池。
この地が、なぜ秦氏の拠点となったかを解説。
角倉了以・素庵親子の水運開発の話。
角倉素庵が、俵屋宗達の風神のモデルだった話。
角倉了以が、琵琶湖疏水計画を作っていて、
270年後、その計画を知った田辺朔郎に受け継がれる話。
疎水からの繋がりに気づく。
法堂天井の雲龍図は、幸運なことに、
初代の鈴木松年も特別公開で、見ることができた。
当代の加山又造の八方睨みの龍は、
目だけではなく、顔全体・体全体が、
どこから見ても、こちら向き。
これは、印刷物ではわからず、生でしか味わえない。
望京の丘から、はるか京都タワーまで一望。
百花苑の花の種類の多さに、圧倒される。
歩くたびに、どこからか花の香が漂ってくる。
漢字問題予想で、ホップ大王が、花の名札の写メを撮っていたけれど、
あまりの多さに、途中で断念していた。
前回の千總ギャラリーと細見美術館・吉岡幸雄さんの色の世界の
繋がりだと気付かされた。
彰宏より
P.S.
名残の梅と、走りの桜を味わった後、
さらにトドメの梅の名所・北野天満宮へ。
勉強成就祈願を、学問の神様・道真公にお参りに向かいました。
続きは、明日のレターで。
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