その時、見ておかないと、一生、見ることはできない。
(【大人の遠足塾】明治学院大学・清泉女子大学・原美術館)
2019年11月10日(日)
親愛なる君に
【中谷塾 東京校ワークショップ・大人の遠足塾】の11月は、
今しか見れないもの巡り。
まずは、東京都の文化財が、11月の第1週だけ公開されます。
そのチャンスに行ったのが、まずインブリー館。
日本最初のクリスチャン・カレッジの明治学院内にある
都内最古の宣教師館。
写真で見るよりはるかに細工が細かい。
この日は、折しも学園祭。
学園祭は、唯一、関係者以外でも中に入ることができる。
大学は、文化財を動態保存している。
通っている間は、文化財の価値に気づかない。
ウイリアム・メレル・ボリーズは、
伝道師であり、建築家であり、
メンソレータムを作った実業家であり、
ハモンド・オルガンを作り弾く音学家でもある。
明治学院から、アルフィー・織田哲郎・南こうせつという
JーPOPが生まれているのも、
ミッションスクールの音楽教育のおかげ。
「学園祭で模擬店を見ないで、建物をもっと見ておけばよかった」
と、【東京校】キャプテン真ちゃんが、苦笑い。
次に行ったのが、旧島津公爵邸。
こちらは、清泉女子大の中にある。
女子大に入るのは、文化財保護ウイークならでは。
スペインの修道会がベースなので、
スペイン語学科が強い。
イエズス会で英語を習い、
高校1年間、週1でスペイン語を習っていたのが、うれしい。
そして、現在の企画展を最後に、閉館する原美術館。
現代アートに「?」となる灯香ちゃんのリアクションは、
もはや作品の一部だ。
ここのミュージアムカフェ・ダールは、
わざわざ入場料を払って来るくらいの人気で、いつも満席。
この日は、雨予報で、奇跡的に12人がまとまってテラスに座れた。
小3を教えるノリちゃん先生が、小3のようにお庭を走る。
ノリちゃん先生は、さっきは通り過ぎたタクシーを走って、捕まえてきた。
小3を教えていると、小3のパワーになるようだ。
中庭のテラスに座っていると、時間が止まる。
船に乗っている気分になった。
彰宏より
P.S.
雨予報が、【大人の遠足塾】日和になった。