建物は、中に入って初めて、主と建築家の思いが伝わる。
(12月大阪校遠足塾・ヨドコウ迎賓館)
2019年12月12日(木)
親愛なる君に
「芸術的作品を見に行こうと思っているんですが、
たくさんありすぎて、なにを見に行けばいいか、わかりません」
と、相談されました。
大丈夫です。
行った先で、次に行くべきところを、紹介してくれます。
「マーベルの法則」です。
アベンジャーズのマーベル映画では、
必ずエンディング・タイトルの後に、
続編のドラマが始まります。
一つの芸術作品は、次の芸術作品の予告編になっているのです。
芦屋の「コシノヒロコ・ギャラリー」に行った時、
行くタクシーの中で、「これは、何かな」という建物が目に入りました。
それが、「ヨドコウ迎賓館」でした。
前から、行こうと思っていて、まさかこんなところにあるとは、
思ってもいませんでした。
しかも、タクシーが、その前を通ってくれるなんて。
アイアンマンの手配した運転手さんに違いありません。
灘五郷の櫻正宗の山邑太左衛門の旧個人宅。
フランクロイドライトが、日本で作った建築が6件。
そのうち、建築当初の姿を留める2件のうちのひとつです。
建物は、外から見ているだけでは、わかりません。
中に入って初めて、主と建築家の思いが伝わるのです。
彰宏より
P.S.
コシノヒロコ姉ちゃんの紹介なら、行くしかないです。
12月29日(日)大阪校遠足塾で、中に入ります。
◆12月29日(日)11時15分~13時15分
【大阪校ワークショップ ナカタニズ・テーブル大阪】(2)
「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」
◆12月29日(日)14時~16時
【大阪校ワークショップ・大人の遠足塾】(17)
「フランク・ロイド・ライトと山邑太左衛門の美学を、学ぶ。
/芦屋・ヨドコウ迎賓館編」