親愛なる君に

自粛期間中は、
マナーのある人とない人が、くっきり分かれています。
マナーは、状況で変わります。
目上の人の前ではマスクを取るというのが平時のマナー。
今は、マスクを付けるのが、マナーです。
「自分は、大丈夫です」とマスクをつけない人は、
マスクを、自分のためにつけるものだと考えています。
「マスクが、売ってないんです」
マスクをしている人は、
手に入れる面倒くささをいとわない人です。
仕事ができる人より、マナーのいい人に仕事を頼みたいです。

救急車のサイレンが聴こえたら、
車を脇に寄せて止めるのが、マナーです。
「こっちだって急いでるんだから」というのは、
人間としての優しさを疑われます。
救急車の後ろを走るのも、品がありません。

人を守ることは、自分を守ることです。
自分を守ることは、人を守ることです。

「最近、マナーが、乱れていませんか」と
神様がキャンペーンをしたような気がします。

彰宏より

P.S.
『チャンスをつかめる人のビジネスマナー』(きずな出版)まとめました。