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中谷彰宏公式サイト - AKIHIRO NAKATANI -

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中谷彰宏からの今日のメッセージ

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京都の教養の風に吹かれると、感性のアンテナが研ぎ澄まされる。
9月大阪校体験塾in京セラ美術館&京都国立近代美術館

2020年09月16日(水)

親愛なる君に

大阪校体験塾は、エミちゃんの提案で、京都市京セラ美術館に、
京都市動物園から入るというベストコースになりました。
これこそ、まさに青木淳館長の狙いでした。
エミちゃんは、青森県立美術館からの青木淳さんに導かれていました。

京都画壇の3大特技の一つが、動物画。
入って早速、竹内栖鳳の雌雄の虎。
さっき、動物園で見たばかりの
寝ている雄虎と、ウロウロしている雌虎の組み合わせ。
虎の前脚のクロスが、動物園に通っていたことが伺えます。
京都市美術館が、動物園の隣にできたことが、
京都画壇の動物画の強さになりました。
栖鳳の「熊」は、獰猛な熊ではなく、動物園の人気の熊でした。

2番めの特技が、着物女性画。
下村松園の「待月」の柱についての解説に、熱が入ってしまう。

3番めの特技が、モダン女性画。
根性があって、しかも新しいもの好きの京都女性ならではの強み。

次に、杉本博司・瑠璃の浄土展。
ジオラマから水平線が見える仕組みを発見したホップ大王が興奮。
エミちゃんは、「先週、本物を見たもんね」と余裕の笑み。
お庭で、ガラスの茶室・聞鳥庵を、ベンチに座って眺める。
風の心地よさを感じた桂子ちゃんが、京都引っ越しを計画。
着物路線図・7枚で、京都に引っ張られている。

カフェがいっぱいだったので、冴えまくるエミちゃんの提案で、
向かいの京都国立近代美術館のカフェに向かう。
「京のくらし/二十四節気を愉しむ展」を、
お茶のついでに観るという贅沢さ。
二十四節気で、展示をめぐるという趣向。
お茶は、テラスを貸し切り。
お堀端の風が、心地いい。
これが、東山の風だ。
岡崎在住の田村くんが、一番驚いていた。
高木くんも、別の意味で、驚いていた。

彰宏より

P.S.
近代美術館で解散し、みんなは見落としたものを見るために、再入館。
桂子ちゃんは、着物通訳ガイドを目指し、帰りに着物を買いに行った。
エミちゃんは、ロームシアターの前川國男に挨拶に。
先週・江之浦測候所、今週・京セラ美術館、来週・ホテル青龍&高台寺、
と、3週連続京都まつり。
もう、来月体験塾で「うちにも、寄っとおくれやす」というところが、
目白押し。

【中谷塾】ワークショップ
(【ナカタニズ・テーブル】【体験塾】も、こちらから)

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