刀に触れたときの、先生の興奮が伝わってきた。
次回から刀の鑑賞が変わる、身体の一部に感じられると。
実体験は大切ですね。川﨑さんも五感で自然を感じることが大事と言われる。自分の五感を大切に信じます。

「師匠が、刀とどう向き合ってきるのか、職人さんとどう御付き合いしているかは、一緒にいないと分からない。」
僕は、表面の知識ばかり頭に詰め込んでいました。
師匠と一緒にいる時間が長ければ長いほど、
一人でいる時の判断に、迷いがなくなることに気づきました。

「無駄の中に、宝がある。」
奥深いお言葉です。
「星が出てると見ちゃう。」
「ただ見てても、楽しい。」
きっと、
他人から見ると、無駄。
自分の中では、幸福。
「最初は、１日中、師匠のお世話。」
きっと、
自分の中では、無駄。
師匠から見ると、貴重。
すべて、宇宙と繋がって、
すべて、宝物になる。
『色紙』に、しみじみです。

【勉強は、童心に還る道のりだ。】
子供の時は、ゼロベースの驚き。
成長段階は、知識を増やす喜び。
成熟段階は、知識を血肉化する慈しみ。
細胞分裂が一周回って、魂へと還ってくる。

破門になってから復帰され、その後、意識を変え本気になって研鑽されたエピソードが響きました。
自分の意識を再確認する機会をいただきました。

美意識は人を強くすると感じました。
An aesthetic sense exerts a great effect on mental health.

技術は、あくまで枝葉。芸術家も、人間的魅力を問われる。習い事で、習い方のマナーを身につけます。

【今でもオリオン座を見つけると嬉しくなってしまう】
出勤のため自宅を出発する頃はまだ真っ暗です。
原付に乗る前の駐車場でいつも空を見上げている。
お月様を見たり、星を見ます。
オリオン座を見つけるとカシオペア座、北斗七星も見つけたくなります。
小学生の時に学び、天体観測をしていた時の映像とオーバーラップします。
一生懸命に星を観察していたから今でも眺めてしまうんです。
信号待ちをしている時も夜空を見ています。
小学生の時にいい体験をしたから大人になった今でもワクワクするんやね。
父とキャンプに行った時に見た星、父と一緒に夜スキー場に向かうサービスエリアで見た星
いっぱい小さい時に体験しているから夜空を見上げるのが好きになったんやわ～。

【今も当たり前のように甲山（かぶとやま）を見ています。＠西宮市上ヶ原地区】
自宅周辺をウロウロしなくても甲山が目に飛び込んできます。
父の部屋のベランダからも見えます。原付でテニススクールに向かっていると甲山は見えます。
上ヶ原地区を散歩していたら甲山は見えます。関西学院大学のホームページの時計台のバックに写っている山が甲山です。小学校の頃何度遠足にいったかわからない場所です。お墓参りの時にはめっちゃ近くに迫ってきます。
今も蓄積できる自然と向き合える場所に住んでいることに感謝しないとアカンね。

【社会人1年生の時に鍛えていただいたワンマン社長との思い出が今は財産だ。】
めっちゃ小さい会社だったのでいろんな仕事をやらなければならない。
選択する余地はない。ブラックでした。しかし年を重ねるごとにワンマン社長から教わった体験が
ホンマに自分にとっての財産であることがわかってきた。
『あの理不尽なことに比べたら今目の前のことなんて楽勝やん』『仕事があるんやったら休みなんか関係なく仕事にでますよ』『教えてもらえるんやったら僕がやりますよ』とチャレンジさしてもらいます。
今から考えたら失敗のリスクを承知で僕にやらしていたワンマン社長の度胸が凄いわ。
ホンマ無駄な事をいっぱいしていますが無駄じゃにと思えるんです。
今回の放送、川﨑晶平さんの色紙の言葉『無駄の中に宝がある』を読んだ時にお世話になった角山社長とのエピソードが湧いてきた。

川﨑さんの声に色気があると感じました。川﨑さんのお話から、刀鍛冶職人の方への自分の勝手なイメージが覆され、刀というものが、少しだけ身近に感じることができました。

「僕が魔物だったかもしれない。」
試技を飛ばなかった、小林陵侑さん。
試技をするかどうかは、自分との対話で決める、小林陵侑さん。
「無駄」をいっぱいやってきたからこそ、言えるお言葉です。
「無駄の中に宝がある。」
川﨑晶平さんのお言葉思い出します。

帰り道､黙々と歩いていると、
なんだか、朝とは違う景色です。
どうやら、道を一本、通り過ぎたよう。
左折して、お家を目指すと、
今年初、
ピンクの梅のお花に、遭遇です。
白い蕾の梅のお花にも、遭遇です。
思わず、にっこり。
思わず、ほっこり。
どうやら、梅のお花たちに、呼ばれたようです。
「無駄の中に宝がある。」
です。