【大阪校】体験塾(51)
「春画は、エロではなく、芸術と品格の教科書。/美しい春画展 in 細見美術館」
10月13日(日)
茉莉花
ずっと気になっていながらも、見る勇気が出なかった春画。“中谷先生と一緒なら見られる!”と参加しました。想像してたより、ずっと美しい絵でした。体験を増やすことで、落ち着いて味わうことができると思いました。また見たいと思いました。
茉莉花
春画の人物の手足の指の動きに感情が表れることを教えていただきました。女性が積極的で男性が逃げ腰になっていたり…それぞれの場面が楽しいものでした。人物の着物の柄も同じ構図なのに、肉筆と版画では違っていたり、時代によって線や陰影のつけ方が違っていたり、たくさんのことを教えていただいて、より楽しむことができました。
茉莉花
ついつい人物だけを見てしまいますが、人物の周りにある小物によって、時間を感じたり、状況を読んだりすることの面白さを教えていただきました。春画の中に物語があることを知りました。状況を想像することで、もっと春画を楽しむことができると知ってうれしくなりました。
田村信之
今回も先生の縦横無尽な語りに圧倒されました。
春画の話にバロックやマティスが出てくるとは。
制作者がいかに真剣に画面と向き合ったかを感じられました
惠子
芸術知識というバックヤードと、品格というハートがあってはじめて、堪能出来る美術なんだなぁと思いました。
稲川淳二さんの怪談が、聴き終わった後優しい気持ちになるように、春画は、可笑しみと情愛を感じさせる画でした。