【大阪校】体験塾(58)
「刀は、持ってみないとわからない。/刀鍛冶 川﨑晶平刀匠 個展」
5月18日(日)
まさみ
1番目の刀で釘づけになりました。凛とした美しさに力強さ、身体の内側から熱くなり、胸が苦しくなって眼から涙が溢れてました。この刀との出会いの感動は一生忘れられません。
茉莉花
刀のことが何もわからず、何をどう見ていいのかわからなかった私に、先生が「そのまま川崎さんにきいてみたら」と川崎さんに話を振ってくださいました。川崎さんに知識ではなく、感じることを教えていただきました。川崎さんの真剣な鍛錬で作られた刀からは、美しさや凄み、緊張感を感じました。そこに神が宿っているかのように畏怖を感じました。初めて“錵”という言葉を知りました。錵が見えてきたら、少し刀に近づくことができました。川崎さんと先生の会話が、とても貴重なお話でした。川崎さんの“徹底的に型をやるから、その後型破りができて個性が出る”という言葉が刺さりました。先生に“個性は、基本の反復から生まれる”と教えていただきました。基本をもう一度しっかりやりたいと思います。
まさみ
作品についてご本人から直接お話を聴くチャンスに心が躍りました。「美しい姿に生命を預ける」刀鍛冶作家としての覚悟に心を打ち抜かれました。
田村信之
健康な身体と精神があるからこそ、一槌一槌の積み重なりが美しく結実するのだと感じました。叩く音に無意識に包まれて、自分自身も整った気がします。
葉志子
会場を探しながら歩いていると奥様が柔らかく迎えて下さり、
会場の奥まで案内してくださいました。
冒頭の、刀は武器というより、心の拠り所、お護りのような存在であることを聴いた瞬間、目の奥が熱くなり、言葉にできない想いが込み上げて困りました。
物語を一つ、また一つと聴かせていただいているような、
心地よさに引き込まれました。
川﨑さん、奥様、中谷先生が話してくださることが、情熱と一緒に響き、
錵がどんどん見えてきたのには驚きました。
目が慣れて、どんどん夜空の小さな星が見えてくるようで
まさに「錵の宙」
図録の中谷先生の言葉を読むと
また気持ちが揺さぶられ
そんな気持ちを奥様と語り合えたことで
また胸いっぱいになりました。
会場に響く音にも祓われた想いです。
夜、部屋の明かりを消して、枕元の灯りだけをつけて
再度図録を読み終わり裏表紙を閉じると
明るいところでは見えなかった
小さなキラキラが星空のように煌めくのにまた驚かされ
もう参ってしまいました。
本村真里那
川崎さんを支える奥様の、落ち着かれた柔らかい所作や気遣いの言葉がとても素敵でした。
お手本をいただきました。
本村真里那
初めて刀が美しいと感じました。
中々入れなかった刀の入り口に、スッと入らせて貰えました。