【東京校】体験塾(63)
「ゴジラとラーメンの丼を、アーティストが作ったら。/ゴジラ・THE・アート展&ラーメンどんぶり展」
5月25日(日)
佳葉
信頼される人とは、誰も責めず、誰も心配させない。むしろ安堵を与える人でした。
何事もなかったかのように、何事もあったことに、向き合ってくださった先生の振る舞いから学びました。
佳葉
ジャンルの異なるアーティストやデザイナー40人から、40個、オリジナル丼を集めた企画がすごいです。
裏テーマは、アーティストの日常でした。どんぶりに投影するラーメンから見せていただけました。
ラーメンは、求心力の塊でした。
佳葉
モノクロが、花びらの鮮やかさに隠れた茎の毛や葉脈を、立ち上がらせていました。色を好む人間目線から、生息する植物目線へのシフトでした。ひとつ減らすと、見えないものでなく、見えてなかったものが見えます。花を丸ごと愛する赤井さんの教えでした。
佳葉
奥が深い作品ほど、先生の元で見ないとわかりません。海外のゴジラは、でっかく、強いことが正義のキャラクター感を醸していました。日本のゴジラは、背負うものがあり、幽玄への昇華も感じる化身でした。戦前のアメリカ軍と日本軍が重なりました。
佳葉
ラーメン、花束、ゴジラの先は、カメレオンに出逢えました。七変化です。先生と作家の志村観行さんの会話は、質問でなく、今、ここの共有でした。
アートは、深くて、剥き出しで、楽しい。
体験塾に、先生とみんなと行けることが、嬉しい。
四つもまわってくださった神回は、永遠の今でした。
法子
アクシデントが生じたとき、「どんな心持ちで対応するのか」は、日ごろの「心持ち」と合致していることに気づきました。自分が「アクシデント」と思っていることは、実はとるに足りないことなのかもしれないと感じました。
法子
ゴジラの世界観で作られた、破壊された町の中を歩きました。看板は斜めに傾き大きな石がころがり、まさに映画の中にいるようでした。恐怖というのは、相手の「破壊力の大きさ」ではなく、「何をしでかすかわからない不安」にあると感じました。
佳葉
京橋、六本木、お台場と、先生は、ゴジラを体験塾でつないでくださっていました。