【東京校】体験塾(68)
「図録では聴こえないつぶやきが、生で聴こえる。/野口哲哉 鎧を着てみる夢」
11月16日(日)
ウッチー
先生の、フォーカスするスピードの早さに驚きました。
カメラを向けたら、一気に寄って、シャッターを切る。
自分は、もたもたしていて、全体像を撮っています。
写真を撮る時に、気になる一点を見つけて、他はトリミングします。
ウッチー
先生が、写真を撮った後の編集の早さに驚きました。
僕だったら、電車に乗ってからじっくりと編集して、全ての写真を残します。
写真を撮ったら7割捨てる練習をします。
法子
中谷先生が作品を、正面から・横から・ななめから・後ろから・帰り際にもう一度観る姿を拝見しました。問いをもって見つめ何かを分析しているようでした。私もこころに感じた作品とじっくり向き合っていきます。
法子
鎧を着た人のサイズが思いのほか小さく、作品によってその大きさがバラバラで驚きました。事前に見ていた写真からは想像もつきませんでした。箱根の色づいた森の上を、鎧を着た人が飛んでいるようにディスプレイされていました。一人で来たら気づかなかったと思います。先生と塾生で来たからこその気づきがうれしく、深く作品を味わえました。
ハルピン
先生の写真のクローズアップの仕方に驚きました。
私なら、変わり兜が、全部写るように写真を撮ります。
でも、先生は一瞬で、この作品の本質はそこではないと見抜いて、ばっさりカット。
「うわぁー、そこで切るかぁ」と唸ってしまいました。
ハルピン
写真は、くじけて、引きのアングルになると、何が撮りたいのかわからなくなります。
写真も、俳句と同じで、どれだけクローズアップできるか。
どれだけ捨てられるか。
先生の写真は、若冲や蘆雪のようで、震えました。





