【運が拓ける小さな習慣シリーズ】
旅行で、運が拓ける小さな習慣
5月26日(金)
太田ひ
「町には、においがある」という話はもっともです。私が子どもの頃、町はにおいにあふれていました。私の実家は京都の西陣の近くです。町を歩くと、機織りの音が聞こえてきて、どこを歩いても絹織物のにおいがしました。私の父は工芸品の職人で、父の仕事場からは、うるしやマコモのにおいがしました。郊外ではお百姓さんの肥えのにおい。小学校では真新しい鉄筋校舎のにおいや子どものにおい。子どもの頃はにおいに敏感でした。
またにおいを意識してみようと思います。毎日を新鮮さを感じながら生きるのが理想です。