ナカタニズ・テーブル京都(1)
「京都市指定有形文化財の建物で、ヴァレンタイン・アフタヌーンティーを。/長楽館」
2月14日(日)
タニー・キヨミチ
「後味は、いつものリ〇トンに似てるね」
と、言った瞬間のタイチョウのガッカリした顔が忘れられません。
タニー・キヨミチ
「このお花食べてもいいのかな」
と言った時には自分のお皿に二片ありました。
食にこだわるタイチョウの悔しそうな顔が目に焼き付いています。
タニー・キヨミチ
「ビックリした。そんな格好もするんだ」
は、まったく褒め言葉になっていません。
失礼な言葉です。
タニー・キヨミチ
後で、先生のやり方を未央さんから聞きました。
目の前でタイチョウが失敗しているのを見ながら、
同じやり方をしたのは、修正力、工夫がありません。
すべてはケースバイケースです。
タニー・キヨミチ
先生は、稜線、雲、空と緑のグラデーションを見られていました。
タニー・キヨミチ
タイチョウは、香、味の微差を感じているようでした。
食べている量が違うと思いました。
タイチョウ
中谷先生の尽力により、ずっと前から観たかった御成の間を観る事が叶いました。特別公開の時には、カーペットを敷かれるので、カーペットの無い今回の方が本来の在り方に近い状態です。美しいものを観れて、ストレスが洗い流されます。白紙の状態から、周りとの調和をイメージして建築家に深く敬意が湧きました。今回観れた事は幸運で、是非、人にも薦めたいと思いました。
アフタヌーンティーは、トンカ豆の生チョコが香り高く、優しい味でした。
中谷先生達のテーブルは、部屋の1番良い場所で、中谷先生の紅茶を飲む所作が正に、1つの絵画のようでした。
タニー・キヨミチ
先生は、畳のある部屋では静かに正座されました。
そして話を聞かれました。
タニー・キヨミチ
先生は、お財布の中にも靴ベラを入れておられました。
タニー・キヨミチ
先生は、伊藤博文と長楽館の名前の由来についての仮説を、いくつか立てられていました。
自分で仮説を立てて歴史を見てもいいのだと思いました。
タニー・キヨミチ
イスラム調の床を見たとき、一番心が落ち着きました。
色んな組み合わせがあるのだと思いました。
榊田未央
【優雅な時間は、マナー優先より美しさ優先】
アフタヌーンティーのリベンジ戦は、優雅なひとときでした。
マナーはたかだか決まりごとの世界。
美しく頂くために工夫したり、ウィーンのバラの香りを楽しむ和やかな時間は、マナーでガチガチより優雅な時間であることに気がつきました。