「正解」通りにやろうとしている自分に途中で気がつきました。
まるで小学生が先生に褒めてもらいたいがためにしているようで、嫌だなと思いました。

初めての中東料理も、フレンチの基本がわかっていれば、大丈夫だと思いました。今までのテーブル塾の基本を確認しながら、さらに一段上へ。私の課題は、食べるのが遅いこと。その原因は、ナイフを持つ手首が折れてしまって、力が伝わらなくて、お料理が切れないことにありました。帰り道でも、手首の角度を変えることで美しく歩けることを教えていただきました。手首の大切さを初めて知りました。

前回の塾で、帽子のかぶり方を教えていただき、今日は、かなり角度をつけて被ることができました。でも、つばが大きいため、レストランでは、脱ぐことに。レストランで被っても大丈夫な帽子があることを先生に教えていただき、次回選ぶ帽子のイメージが湧いてきました。ワクワクしています。

全員ワンランクアップを認めていただいた日。
先生から、フレンチのシェフが挨拶に来るお店に行く話が出た。
察するに、決め手は、料理と料理の間を塾生主体の会話で楽しめたから、だろう。
いつまでも先生に間を埋めてもらっていたら、間を楽しむフレンチに行く話は出ない。
特にデザート前後の間は、全員が全員に話を振って、楽しめた。
先生は、敢えて沈黙だったのは、ワンランクアップしたか見極めていたのだろう。
間は、試験だったのだ！

122個気付きを書き出せた。
過去最高に気付けた。
エントランスで先生を出迎え、
エレベーターのマナーを教わるところから、
手首を曲げない美しさを伺いながら解散するまで、　
の一秒一秒を映像記憶出来た。
要は集中力があれば、無限に気付ける。

食事の間、山内君に何度も見とれてしまいました。　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「テーブルに参加してまだ1年」と聞いて、さらに驚きました。
1年で、ここまで人は変われるものだろうか。

猫背でずいぶん老けている印象だったのに、今では、姿勢がすごくよくなって、凛々しさすら感じます。
会話もマシンガントークから、周りを見ながら、会話のパス回しをするように変わってきています。

山内君がいいパスをみんなに出してくれるので、それにみんなが乗っかって、
いい会話のリズムが生まれてきているように感じます。

真剣に勉強すると、ここまで成長できるのですね。
山内君の学びに対する真摯な姿勢を尊敬します。