ナカタニズ・テーブル名古屋(31)
「老舗江戸前鮨での、男性と女性の振舞いを学ぶ。/すし 桂」
3月12日(日)
内田秀典
先生のお箸を置くスピードが早かったです。
お箸を持ったまま食べない。
食べる時は味に集中する。
一つ一つの動作は、流れているけど、ながらではない。
仕事も一緒だと気づきました。
色んな事を早く進めたいので、同時進行しています。
頭の中も、色々考えてヘトヘトです。
その割に進んでいません。
作業中は、今に集中して行います。
茉莉花
今までのテーブル塾の積み重ねが、今日のテーブルで更に深まった気がしました。“料理に正対し、未来を構成する”
ビュッフェで、お料理全体を見て、メニューを組み立てて行くように、コース料理の中でも、全体を見て、工夫して楽しめることを知りました。
レモンや薬味が、片側だけにのっているのは、まずは素材そのものを味わい、その後、味変をして楽しむ。先生は、“同じ味を2回続けない”と教えてくださいました。
茉莉花
今日一番勉強になったのは、お寿司の味わい方。
“お寿司を口に含んだら、噛む前に箸を置く”
“目線を少し上げて、味わうことに集中する”
こんなにも丁寧に、じっくりとお料理を味わったことがあっただろうか…と思いました。
そして、桂さんのお寿司は、口の中でしゃりがほどけていく感覚を味わうことができ、みんなで感動を分かち合いました。
今日は、青森からの彰子さん、岡山からの智春さんも参加してくださって大所帯でしたが、端に座ったハルピン、谷さんも盛り上げてくれて、和気あいあいと一体感を感じることができました。次回は、私ももっと一体感に貢献できるよう、会話を盛り上げていきたいと思います。
南無陀
彰子さんに渡した名刺が汚れていました。
あっと思いつつ変えませんでした。
相手と自分を大切にしていない。
二度としないと誓いました。
滴雀
味変は、高度な能力。
こだわり、構成力、距離感の総合。
今まで習ったことのうち、核となるもの
を書き出すと、質に驚く。
敬意を示す服装と姿勢、入退店時の挨拶、
一体感生む配席、お絞りの開け方、カトラリーの使い方、
アイコンタクト、ナプキンの使い方、食べる順番、味変、
エスコート、食レポ。
積み重ねの幸せだ。
彰子
初の名古屋遠征でした。
俳句に詳しい方は、細部に心配りが行き届くものかもしれないと思いました。
前回の東京校お寿司体験とは違う、新鮮な感覚で、刺激にもなりました。
誰と食べるか、も、味変の様でした。
皆と合わせて食べているつもりでしたが、自分本位だったと、ハルピンさんから気付きを貰いました。
好きなお寿司、今回も、美味しく味わえました。
南無陀
大物の私は、上等の紳士を目指す必要がないことに気がつきました。
私が身につけるマナーは、二つ。
笑顔と明るい挨拶です。
滴雀
勉強法の自立。
課題を探して、答えをもらうやり方を卒業出来た。
シャーロック・ホームズの路線図のおかげ。
これからは、課題に自分なりの答えとして仮説を立て、
それをテーブルやセミナーで検証する。
カトラリーの美しい使い方の仮説を検証した瞬間がハイライト。
勉強法の自立は、勉強法のアップデート。