ナカタニズ・テーブル名古屋(43)
「女性の多いお店で、男性も、女性も差がつく。/BON COCOTTE」
3月10日(日)
典子
お店の前で茉莉花さんとメニューを見て呟いたメニューを先生が全て注文してくれた後、さつまいもの甘い系、サラダ、ハンバーグ、パスタ、苺のフレンチトースト、追加で生ハム‥などなど楽しい順番でメニューが並び、その度に先生も取り分けてくれて、気付いたら苺のフレンチトーストまで既にカットされているというスピード感。
デザートの後にまたパスタと追いデザート注文に、ハルピンさんからは「嘘でしょ!?」という視線を感じつつも、こういう楽しいメニュー構成も有りですよ〜のテーブルでした。
茉莉花さんのお話する時の声のトーンと言葉の選び方は、聞いている方も穏やかな気持ちにさせてくれます。私もそんな女性目指していきたいです。
ハルピン
事前にシミュレーションしていたオーダーの仮説をはるかに超えるオーダー作戦でした。
各自メインのハンバーグセットを1つずつ頼んで、あとはパスタとデザートを1品ずつ頼んで、
シェアすることを想定していました。
まさか全9種類をすべてシェアするとは思いませんでした。
しかも、オーダーの順番は、女性が食べたい順。
こんなにも、自由なオーダーと食べ方があるのかと驚きました。
女性を自分の常識に無理やり合わせさせるのか、
自分が女性の気持ちに寄り添うのか。
またまた自分本位の生き方が出ていることを教えていただきました。
茉莉花
前回のテーブルでは、ゆっくり行ったら既にみんなが集まっていたので、今日は典ちゃんも来るし、早めに行こうと思いました。みんなが来る前にお店の前のメニューを見ることで、“イチゴのフレンチトースト食べたい”“このお店は、削り立ての生ハムがある”と作戦を考えることができました。その作戦で、今日はとても楽しいテーブルになりました。やはり時間的な余裕は大切と感じました。
茉莉花
オーダーしたドリンクをお店の方が間違って持ってこられました。私はオーガニックブレックファーストティーを頼んだはずなのに“チャイ”になってて、心の中で『チャイとブレックファーストは、全然違うけど…それにホットのはずがアイスになってる…』と思っていました。そんな時、典ちゃんが満面の笑顔で「私、チャイ好きですから、それでいいです。」と恐縮する店員さんに言って、すごい!と思いました。一瞬の躊躇もなくそう言える典ちゃんは、さすが!と思いました。店員さんもホッとした笑顔で、温かい雰囲気になりました。私もそう言える人になりたいと思いました。
茉莉花
典ちゃんが楽しい話を色々としてくれました。奄美大島にミスチルが来た話で、盛り上がって…と思ったら、ハルピンが「正直、ミスチルに興味がない…」と言って、私たちは、ええっ!?となりました。でも、ハルピンは「5歳の甥っ子の話は何でも聞ける」と言った後、ハッとしていました。“その人の話す内容に興味がない=その人に興味がない”と私たちも気づきました。大好きな人の話は、漏らさず一生懸命聞くからです。モテる人は、どんな人の話も熱心に聞いてくれるから好かれるのだと思いました。私も、誰かの話をもっと熱心に、もっと前のめりになって聞こうと思いました。ハルピンのおかげで今日もたくさんの学びがありました。
茉莉花
初めてのお店では、一皿の量がわからず、頼みすぎると残してしまうのでは…と思い控えめにするのですが、今日は、食べたかった生ハムのサラダ、チーズ煮込みハンバーグ、パスタ、イチゴのフレンチトーストを食べても、みんなで取り分けたので、もう少し食べたいな…という感じでした。そんな気持ちを先生がすぐに察してくださって、追いパスタの注文。もうフレンチトーストでデザートに行ったのにメインに戻る展開。そして、あらかじめチーズケーキ2種類注文してたのに、さらにクレームブリュレを追加するというワガママぶりに、ハルピンびっくり!でも女性は、誰にでもワガママを言うわけではなく、それを受けとめてくれる器のある人にだけ言うとわかりました。今日は、先生が「いいよ。」とおっしゃってくださって、こんな楽しい展開になりました。そして、このイレギュラーな出来事が素敵な思い出になるのだと思いました。