ナカタニズ・テーブル名古屋(45)
「一緒に食べることで、繋がる。/THE 7th TERRACE」
5月12日(日)
茉莉花
4月23日にオープンしたばかりの中日ビルをハルピンが提案してくれて、初めて行きました。7th TERRACEのある7階へ行くと、そこは都会の喧騒を忘れさせる素敵な空間。一気に空気が変わります。
少し照明を落としたレストランは、デートにぴったりと思いました。私の食べたいもの、気になるものをメニューから言って、先生が整理してオーダーしてくださいました。女性は、メニューをしっかり見て、遠慮なく食べたいものを口にする。男性は、そこからメニューを組み立てることが大切と思いました。
メニューには、このレストランに使われている木材が、旧中日ビルで使われていたものと書いてありました。しっかりメニューを見ることで発見が多いと思いました。
茉莉花
初めのメニューが運ばれ食べた後、スタッフの方がいらっしゃった時に、先生がお水を頼んでくださり、それと同時に「おいしいです!」と伝えていらっしゃっいました。すぐにスタッフの方に“おいしい”と満足を伝えることが大切、何も言わないと“満足してない”と取られてしまうと教えていただきました。最後にお料理の感想を伝えるよりも、最初に伝えた方が、その後のスタッフの方とのやり取りも温かいものになると感じました。最初の印象が大切と教えていただきました。
茉莉花
“姿勢が大切”のお話で、スープの飲み方を教えていただきました。最後に“迎えに行く”はダメ。首が折れるのも、口が前に出るのもカッコ悪い。ただ、スープをこぼさないように、口のところまで綺麗に持っていくには、コツがあって、それも教えていただきました。姿勢保持とともに練習したいです。
茉莉花
前回の『鍋』のテーブルでは、会話がうまくできなかったので、今回は“自分語り”をしないで、みんなで盛り上がれる話を心がけました。自分の話を短く区切ることで、相手の話を聞くことができ、その方がみんなで盛り上がれると思いました。短い話の引き出しを増やすことが大切とわかりました。
茉莉花
椎茸と唐墨を使ったパスタでは、椎茸のジューシーさを、骨付きラム肉のローストでは、付け合わせの丸ごと人参と玉ねぎのじっくりとオーブンで焼いた甘さを味わいました。骨付き肉の食べ方を先生に確認すると、先生が切ってくださいました。いつでも“お肉の気持ちになって”繊維に沿ってナイフを入れる。先生に切っていただいたお肉は、先生の優しさとともに味わっていただきました。
茉莉花
デザートは、『カッサータ・シチリアーナ』と『赤い果実のマリネ』の2種類食べたのに、先生に「まだ行ける?」と聞かれて「ハイ♪」いつもなら「えっ!?」と驚くハルピンも“別腹”にすっかり慣れた様子。先生は、「パブロワ食べたことある?」とメニューを見ないで、すぐに注文してくださいました。“ババロア”と間違えてた私に「アンナ・パブロワというバレリーナから来てるよ。」と由来も教えてくださいました。メレンゲの土台に生クリームをチュチュのように飾ったデザートは、見た目も美しく、中はメレンゲのサクサク感と合わさって美味しかった。知らない名前のメニューを知ると世界が広がるとあらためて思いました。
最後にハルピンが屋上のテラスが夜景が綺麗と教えてくれ、写真も撮ってくれて、とても幸せなテーブルとなりました。