ナカタニズ・テーブル大阪(10)
「暖簾をくぐれる大人になる。/瓢亭&無鄰菴」
10月25日(日)
タイチョウ
凄く良かったです。東山を借景に美しいお庭を見れて、心から来て良かったと思いました。
いたる所から聴こえる水の音が、極上の癒やしを与えてくれます。瀬落ち、滝、跳ねる魚等、様々な水の音が、耳に心地良く、いつまでも居たい気分になります。
次は、無鄰菴カフェで、数量限定のドラ焼きを食べながらお庭を眺めて見たいです。
瓢亭での昼食では、丁寧に作られた本当に美味しいものを、美しいお庭を眺めながら、趣きのある建物で賞味するという贅沢な時間をいただきました。
煮卵と卵アイスが美味しかったです。
次は、朝粥を食べに行きたいと思います。
榊田未央
【秋は、実の美しさを感じる季節である】
コムラサキの紫に万両の赤、花梨の黄色。庭では色とりどりの実を見つけることが出来ました。花は、花の時期だけが美しいのではない。青もみじが秋空に美しいように、花にも実の美しさがあるのだと気付きました。
桂子
借景で遠くにあると思っていた東山が、
お庭を歩くにつれて、どんどん近づいてくる。
繊細で大胆な趣向のおかげで、
無鄰菴では、贅沢な自然を感じました。
瓢亭では、古くて新しい趣向を味わいました。
完璧な、昔ながらの京料理のメインと、
初めて味わう、卵とオリーブオイルのデザート。
取り合わせの妙が、上品な秋の味覚のアクセントでしたね。
榊田未央
【松花堂弁当で、和食の基礎を学ぶ】
松花堂弁当を、今までなめていたことに気が付きました。
初釜で教わった、略式の懐石の頂き方そのままでした。
気合を入れて懐石料理を食べにいかなくても、和食の頂き方の基礎は、松花堂弁当で学べることに気が付きました。
榊田未央
体験ラストのティータイムと瓢亭では、先生から醸し出される空気・会話・声のトーン、すべてが違っていました。
瓢亭ではしっとりと、ティータイムでは少しワイワイと。先生の波長に、皆が共鳴します。大人とは、その場のトーンに合わせて、空気を作り出せる人なのだと学びました。
田村信之
今年は、まったけも鱧も食べんと秋を終わりそうやったので、瓢亭さんで食べさしてもろて嬉しおした。といういい時間でした。松茸ご飯にいくらをかけるなんて小洒落たこと、なかなかできひんなあ。皆さん緊張もせずマナー良く食べてはって、静寂の中で学ばせて頂きました。中谷先生が、おしぼりのビニールを結んで出しはったのが、しゃれてたなあ。