ナカタニズ・テーブル東京(12)
「鈍翁が愛した小田原で、美意識を味わう。/ヒルトン小田原・ブラッセリーフローラ」
9月6日(日)
寛史
【猛暑日のスリーピースを着こなす】
猛暑日のスリーピースに挑戦しました。
着物の女性のお客さんもいらっしゃって、素晴らしい空間を演出するお役に少し立てたと思います。
中谷先生に奥さんのワンピースが似合うと褒められたのが、嬉しかったです。
佳葉
昨日の授業で、「我を捨てて、趣向を感じる」と学んだばかりだったのに、新幹線の時間を間違え、趣向どころでなくなってしまいました。何事も体験が少ないと、焦って、肝心なことが見えなくなってしまう。勿体ないです。呼吸とリズムに、場数。課題です。
タイチョウ
テーマは、夏の思い出でした。メニューの中に焼きとうもろこしがあり、夜店で食べた味を思い出します。カレーも2種類あり、甘口のマイルドなカレーは、夏のキャンプで食べたカレーの味でした。もうひとつのシェフおすすめカレーは、シーフードカレーでエビがプリプリしていて、こちらのほうが好みでした。トマトのリコピンと、ガーリック等の香辛料で、健康にも意識されたメニューだと思いました。この後にも、歩くので腹八分目にしたのですが、もう一回は、デザートを食べても大丈夫だったと、後に解ります。
佳葉
香ばしい焼きとうもろこしを、「美味しい」でなく「屋台で食べた時の味」と言う方が、ずっと美味しく聞こえます。記憶と結びつける、それも遠い記憶ほど、イメージは近くなるということを学びました。語彙を増やすことの本質が、ここにもありました。
エミ
【毎回違うことを楽しむ】
ノスタルジックな駅での待ち合わせは、映画のワンシーンでした。
バスに乗ると、先生から微かに鼻歌が聞こえてきます。
どんどん山奥に向かっていくと、ガラスのガーデンチャペルのある大きなホテルに到着しました。
先生の夜店のトウモロコシは、食べる前から美味しかったです。彩恵子さんと佳葉ちゃんの盛り付けのデザートが綺麗で美味しそうでした。
会話で味を分け合った事が、一番楽しかったです。
真治
【自分のトレイではなく、テーブル全体を盛り付ける】
今回は「 逆サイドを走り続ける 」をテーマに臨みました。
自分が食べたい料理ではなく、テーブルが映える料理を選ぶためです。
同じ席に座った塾生と、同じタイミングで、同じ器を取らないように動きました。
「 どのような食べ方をすれば、テーブルが華やかになるのか 」が次の課題です。