ナカタニズ・テーブル東京(24)
「5つ星ホテルを体験することで、違いがわかるセンスを磨く。/シャングリ・ラ東京」
10月17日(日)
大畑朋子
コメントの瞬発力のなさを実感しました。
予測しながら会話を聞き、聞きながら気づきを増やします。
大畑朋子
事前にメニューのパスタについて調べていたにも関わらず、名前を覚えていなかったことに気づきました。
予習の段階できっちり覚えます。
佳葉
先生のコメント、タイミングのスピードを目の当たりにして、自分のモタモタさ、遅さを、また痛感しました。チャンスはいつも一瞬だから、相手が話終わる前に、何を言うか考えておく。物に対して、独り言でも、言葉に置き換えていきます。繰り返します。
佳葉
先生の、フォカッチャにブラータチーズと生ハム乗せ、時々、オリーブオイルの黄金比率とテンポは、魔法でした。私は、確定するまでの迷う回数が多く、フィニッシュのイメージを持ててないから、遅いことに気付きました。全体像を掴むことを、意識します。
桂子
Every encounter is a treasure. I’ll prepare instantaneous words for the chance.
一期一会。チャンスを活かすために,とっさの一言を準備します。
法子
調度品の全てがラグジュアリー。色が統一されていて、優雅でありながら寛げる。エレベーター内のバーが煌めき、テーブルの天板がなんとグレーベージュの革。照明が豪華で、曲線美と鋭角美が組み合わさっている。化粧室の個室の壁にもオブジェ。色々な所に仕掛けがあり、見つけるのが楽しい。非日常の世界だった。料理は、見た目で楽しみ、食して味わうことができた。料理長のこだわりや食材への愛情を感じた。白い皿に白いココティラ。色を足さないところに潔さを感じた。テーブルが3つに分かれたということもあってか、いつもと違った雰囲気で、疑問に思っていることを矢継ぎ早に先生に質問し、丁寧に教えて頂いた。貴重なテーブル体験となった。名刺交換をスマートに行うことが次の課題となった。
エミ
緊張に焦点を当てるのではなく、一緒にいる人と楽しい空間を作るをテーマに参加しました。
テーブルか始まる前には
一足先に来ている佳葉ちゃんガイドで、お手洗いの個室にある青磁のサンダルを楽しみました。
バー部部長からは、カレー味のカクテルを作るバーテンダーの話で盛り上がりました。
テーブルでは、
美江ちゃんと共に、日本庭園の石ころの奥深い世界に入りました。メインのお料理がよりアートに見えました。
美江ちゃんワールドに触発された本田さんからは、ご幼少からのお洒落な趣味を知りました。
そこは、シャングリラでした。
素敵すぎるレストランだからこそ、会話が広がり、世界が広がる事を実感しました。
HONDA
雨模様の天気・・・これも何かの研修かと考えて,慎重に行く。おかげで,「通用門から入ってしまう」という,5つ星ホテルでハマりがちなトラップを何とか回避。
レストランでは,先生とは違うテーブルになってしまったが,こちらのテーブルのほうが実は上席であることを後で先生から聞く。さらに,席のメンバーが語る話題が秀逸で,中谷塾生のレベルの高さを,今更ではあるが,改めて痛感。
帰りがけに,金箔を貼ったゴールドマカロンを1Fのショップで買ってホテルを出ると,雨も上がっていた。
タイチョウ
会話をテーマにして参加しました。会話をするには話に集中しなければなりません。しかし、冒頭のメニューの説明から、良く聴こえない!耳は最初からトップギアに入れるのだ知りました。
しまぴょん
【あるべきように】
お手洗いの入口に篠田桃紅。狭いが一段入った場所になっているので、他に影響せず世界観を壊さない。この展示に一番びっくりした。
ゴリゴリのゴールド&ブラックの装飾プレートより、ロビーのシルクの蘇州刺繍に心奪われた。木蓮の刺繍はほんのりピンク、シンプルな枝ぶりの縦のデザインへの昇華が素晴らしい。
アジアのシンボル的なデザインをごんっておいて、周囲を地味目に控えるのが好き。色も相当好みだった。
しまぴょん
【受け止める力】
前日、日本庭園の講座を受講していた。コロナでオンラインべースのため、教室には私一人。贅沢すぎ。終了した後の先生のPCトップ画面が面白そうな図書館。聞くと秋田県立国際教養大学。授業は全部英語で24時間開放図書館は友人が設計したとのこと。常務は秋田出身。話題を振ったら秋田を語ってくれた。人気で入れない大学らしい。常務の脱力系コメント配信に超癒される。東京校が昨日修験道、私が休みで先生がおこってたよ。と教えてくれる。
話題にひっかかると本田さんの瞳がきらーんとするのが面白かった。
お皿に残ったソースに細かく野菜が刻まれていて、何だか日本庭園の授業を思い出した。石組に空気遠近法が取り入れられてるとかってびっくりせえへん。とソースに入った小さな野菜を集め、食べながら説明する。
バンクシーに行かれるのでエルサレムで見たバンクシーの話。パレスチナのベツレヘムにあるThe walled off hotel「世界一眺めの悪いホテル」を外からと防御壁の防弾チョッキを着た鳩の絵を見た。結構ビリビリしていて、バスの中に検問の兵隊さんが乗ってきて、銃を持ってる人いますか?と聞かれた。日本人ツアーバスだから笑っていた。それを笑えるって平和で幸せなこと。
イスラエルの入国審査で、びびっているのに、窓口の若い女性に「ナラからですか。いいとこですね」しま「日本語お上手ですね!?」「留学していました。ヒラカタにいました」一気に親日。すると、すかさずエミちゃんが「関西外大やな」というのでウケた。何でも拾ってくれる。本田さんが「ひらかたパークですね」なんで知ってんのかな、とウケた。
話題を振ったとしても、受け止めてもらえないと広がらない。ある種エネルギー交換。言葉だけでなく全身で相手の魂を感じている。どんな人かある程度わかる気もするし、開いてないとお互い感じようと思わない。見た瞬間の情報量は、見た目だけでなく全身で感じるもの。
席を決めた先生は、瞬時に各自ミッションを持たせておられた。わかるかどうかは本人の力量。
高橋
常連さんに囲まれて素敵なお食事と楽しいお話を堪能させていただきました。
緊急事態宣言が明けて、久々に混雑したレストランのセンターテーブルから周りを見渡すと、席によってお客様の雰囲気が違いました。
器はさりげなく趣向を凝らしたデザインで、特に私が頼んだアイスコーヒーのグラスは、飲み終えると綺麗な透かしの模様が浮き出てきました。
「美味しく無い時に備えて、ボキャブラリーを増やそう」と前日のセミナーで習いましたが、美味しくないテーブルがあるはずがありません。シェフとのご挨拶に備えて、先に美味しい表現のボキャブラリーを増やさねば。と思いました。
最後のホテルの方との座ったままのご挨拶、どうすれば美しいのか悩むところです。
しまぴょん
【一流の通訳】
着いてすぐ、桂子さんが「吉野杉の感想、泣きそうになった」と言ってくれた。
工務店を継いだ幼馴染が、昔の料亭をリノベしてゲストハウスを運営。良い建具を活かしている。同僚をワ―ケーション見学に連れて行って建物と景色に感動。訪問時に幼馴染が、そんなん(京都迎賓館の天井が全て吉野杉)で泣くの私だけ。と言った。後々こっぱずかしいなあ。と思ったし、わかってくれる人がいると思ってなかった。
先日会社のオンライン研修に1日参加したら、私以外全員技術者で、講師までそっち系。全く話が通じない。発想が全然違ってマジで一日辛かった。同じ日本語を使っていてそんなんって内容云々より衝撃的だった。
吉野のゲストハウスは三奇楼。私の家の近く。アドレスを桂子さんに送ったらお返事がきた。
Yoshino is mavelous!
私が人として一流と思うのは、ステイタスでもなんでもなく、人の気持ちがわかるかどうか。
一番嬉しい言葉を言ってくれた桂子さんは、一流の通訳。