ナカタニズ・テーブル東京(39)
新春特別企画「フカヒレの美味しく・リーズナブルな食べ方を学ぼう。/筑紫樓」
1月22日(日)
竜吾
今回も冒頭からあたふたしました。どこで待てば良いか、個室の時のコートの扱い、個室の椅子の意味など、学びが盛り沢山でした。
さらに会食が始まると、アラカルトの組み立て方、白飯との組合せの味わいなど、食事の楽しみ方を知りました。単なる食事と、文化的な会食の違いを感じました。
それ以外にも、手の所作や姿勢、食器の使い方など、少人数のテーブルでしか学べないことが続々現れ、今回も貴重なテーブルとなりました。
法子
アラカルトの組み立て方を学び、皆で会食するのが楽しい。参加メンバー、各々のテーマや会話から、セレクトされたメニューが先生からオーダーされる。それを聞いた塾生の「おお~」というどよめきと笑顔。<序章>ザーサイに白ごはんから始まり、<第一楽章>シャキシャキ感あふれる青椒肉絲で食欲をそそられる。黒酢スブタ、担々麺、あんかけ焼きそばとだんだん盛り上がり、<最終楽章>ふかひれ麺でピークを迎える。白ごはんはどの料理にも常に寄り添い、ふかひれの海に溺れながら、私の頭の中は「白ごはん協奏曲」が流れていた。<アンコール>やわらかなベージュ色のアンニン豆腐が口の中でとろけ、気がつくと体の力がぬけていた。
佳葉
先生が到着される前に個室に案内された時、どう行動するか。スタートから波乱でした。落ち着きを失った時こそ、スマートに一丸になる役割分担を学べました。皆のテーマを聞いて、先生がメニューを選んでくださいました。あえてのフカヒレ外しの青椒肉絲に黒酢スブタが、次のフカヒレを引き立ててくれます。別オーダーの白ごはんに、フカヒレの煮込みつゆそば、担々麺、五目焼きそばの麺乗せ、スープかけ、の進化版アラカルト中華。塾だからです。ご飯が進んでしまいました。デザートの杏仁豆腐は、さらっとした口当たりからは想像できない芳醇さに昇華しました。麺の食べ方、蓮華の使い方、お茶ポットの持ち方、注ぎ方、全ては、体幹でした。自分の弱さを見つめ、失敗できるのがありがたいです。気を遣う場面は、少人数でも、大人数でも、変わらないことも体感しました。
清美
いくら質問しても叱られないお得な時間でした。
力が入っているように見えない急須の持ち方、
自宅のティーポットで再現しています。