ナカタニズ・テーブル東京(7)
「皇居を借景に、日本の5つ星ホテルを味わう。/パレスホテル東京」
3月1日(日)
エミ
ナイフフォークで上品に食べたいけれど、あえてハンバーガーを選択しました。肉厚で具沢山のハンバーガーが登場した時は、内心ドキドキしました。ベタベタに汚してしまうと思ったからです。食べ方を教わり、ハンバーガー革命が起きました。自己流では、一生ベタベタなままでした。
無理だと思っても、教わりながら進んでいけばいいんだと実感しました。
真治
【個室とは、隔離ではなく、融合だ】
個室は、異空間へのテレポーテーション、と思っていました。
今回の個室は、キッチン、ホールと一体化していました。
自分もホテルやレストランのアートの一部になっていました。
自分が醸し出す品格の大切さを、身をもって体験しました。
タイチョウ
パレスホテル東京のロビーから既に、美しかった。春を感じる桜が活けられていて始まりからウキウキだった。
窓からは、皇居の景色と、明るい光が感じられ、日常から離れた穏やかな空間があった。
ランチでは、特別に個室に案内され、オブジェの影で、アートを表現していて、凄くオシャレでした。
料理を味わう以上に、アートと上質な空間を味わったと思います。
春のうちに、3種の苺パフェを食べ行くと決めました、食べる芸術品です。
法子
「ヴィシソワーズを頼んだはずなのに、液体らしきものが無い…」と目の前に置かれたお皿をながめていたら、後から瓶の中に入ったビシソワーズがお皿に注がれドキッ。春野菜(そらまめなど)のエチュベの深い味わいにドキッ。シャーベットの上にふんわりかけられたエスプーマの軽さとなめらかさにドキッ。一皿一皿が丁寧で、食べる人を笑顔にしたい、どきどきさせたいという料理人の思いを感じました。素敵な空間で美味しい料理を味わいながら、先生と塾生の方と会話を楽しむ。幸せなひと時でした。