メンタル強化塾(12)
心のブロックをはずす7つの方法
10月25日(土)
灯香
婚約者の役になった途端、理性が吹っ飛んで感情だけになってしまいました。
友達だと冷静に判断できたのに、恋人だと感情を抑えられなくなるのはどうしてかと考えたとき、友達はいなくても生きていけるけど、恋人が死んでしまったら自分が生きていけないから怖いんだと思いました。
そこまで恋に支えてもらっていたというのは、自分でも驚きです。
結局、私は自分が1番大切なんだな。
塾の役でさえこうなるのだから、実際現実で起こったら、どうなるかなんて自分でもわからない。
価値観も、大切にしているポイントも人それぞれ違う。
間違ってるとか正しいとか、簡単に誰かの行動を裁いたりできないなって思いました。
自分の軸がブレそうになるギリギリの体験をたくさんして、悩みながら選んで行くことでしか自分の正解は見つからないし、芯を強くすることはできないんだって思います。
灯香
婚約者が死んだときは、感情的になりみんなを責めましたが、もしあのとき私がリーダーだったら、それではイカンだろうと思いました。
隊員の1人が私の婚約者のロープ切っても、責めたりしないし、感情的にもならない。
1人でも多く、隊員を救わなきゃいけないから。
超自分勝手で子供じみた私が、強く美しく変わるには、嫌でもリーダーになるしか道はない気がしてきました。
灯香
昨日の問題では、彼氏でも旦那様でもなく、婚約者という言葉に感情が反応した気がします。
婚約者と聞いた瞬間、頭の中はシルバーとホワイトでキラキラして、ロマンティック。
アバコさんが聞いたら、「なんじゃそりゃ。どこがどうキラキラして、なぜロマンティックなのか具体的に説明して。」と言われそうですが、婚約者には特別な響きがあるなあ、と思いました。
結婚にはあまり興味ないけれど、婚約者って、いいな。
伊藤俊彦
ワールドカップでレッドカードを受けたあとのインタビューで、「あなたの人生でやり直せることが一つあるとしたらどうしますか?」と問われたベッカムが答えた、「やり直したいことはひとつもない!」という昂然とした発言は自己肯定の極致ですね。
伊藤俊彦
心の三層構造は今の自分にピッタリのイラストだった。
一番外側の『感』は「~されたい」という受け身の感情。
真ん中の「~がほしい」という『欲』は自主的なようだが、やはり外部に依存している。
最内層の「私は~でありたい」という『芯』は自己完結であり、外部からの影響を受けることがない。
この『芯』が自己肯定を支え、生きていくうえでの軸となる。