メンタル強化塾(26)
「過去を忘れる7つの方法」
1月11日(月)
飯岡 啓朗
「生命力は,変更力である」
どんな業界でも,その状況次第で変更できることが大切だと思う。
私の場合,数学の授業では,一つの定理の説明の仕方を,3,4通り
持っておくようにしている。
どの説明を繰り出すかは,クラスや地域によって変えるようにしている。
田舎や地方の受験生は,裏技的な解法を好むのに対して,都会の受験生は,
原理原則に従った解法を好む傾向がある。
だから,地方の人気講師が首都圏の予備校にやってきたが,全く支持を得られず,
クビになっていった講師を何人も見てきた。
変更力のないことは,稼げる稼げない以前に,食べていくことすらできなくなるという危機感を持っていたい。
灯香
「信頼できる人=いつでも甘えさせてくれて、保護してくれる人」という感覚が自分の中にあることに気付きました。
それは違うでしょうと頭では理解していますが、思いの中に存在していました。
動物についての本に書いてありましたが、オオカミ系の犬は、たった1人に忠誠を誓ったら、永久に続き、途中でご主人様を変更することは、ありえない。彼がいないと生きていけないにもかかわらず、けっして奴隷にはならず、確固とした自分なりの生活を持っているそうです。
自分がどちらなのか。オオカミなのか、それとも甘やかして餌をくれる人に尻尾を振る愛玩犬になりたいのか、意外にも動物に考えさせられました。
甘えることが大好きな自分が、オオカに惹かれるのは、自分に無いもの、学ぶべきところがたくさんあるからなのですね。
もっと、動物について、特にオオカミについて勉強したくなりました。
灯香
ふと気になってした質問から、すごく重要なことを教えていただいたりすることがある度に、ひやりとします。
だって、質問しなかったら、先生は明らかに通り過ぎようとしていましたよね。
疑問に感じたことは恐れずに口にしないと、とても損をしてしまう。
疑問に感じたことを、自分なりの変な解釈で、わかったふりして抑え込まないで、感じたときに口に出そうと思いました。
灯香
「女性の30代は不具合あってあたりまえ」という言葉を聞いて、楽になりました。
私は子供はいないし、全然楽なほうだと思いますけれど、それでもその言葉を聞いて、そういうものならまあいいか。と思えました。
それと同じで、おみくじは凶が当たり前と思えば、まあいいか。と思えますね。
灯香
生命力を勘違いしていました。なにか、力強く貫く感じかと思いましたが、変更する柔軟な力とは意外でした。
でも確かに、停滞に対処するには、変更する力を獲得しないと、どうにもならない。
見知らぬ敵に腕力で勝てたり、痛みに強いのが、冒険力ではなく、自分の想像もしなかった変なオファーに乗っていけることなんだと知れたことが、大きいです。
自分から何かすることですらない。普通じゃない、自分のいつもの選択肢や予想の範囲外の誘いに、乗っていくこと。
あ、これが、変な桃に飛びつくことですか。
わかっていたつもりで、わかっていないことがたくさんあります。
でもこのことを教えていただいたおかげで、何かどうなるかわからない予測不可能の自分の未来に、とてもワクワクしてきました。
灯香
「どうやっても」勝てない。
そうなんです、勝てないときに、工夫もしないで、ここじゃ勝てないから、勝てるとこ行こう。って、あああ、それはダメ~。
思わず口から出た自分の言葉に、また自分を知りました。
それではいけないと、自分に言い聞かせています。
祐一郎
自分は自律心を養いたいですね。
どうしても他人の意向を気にしてしまい、思い切った行動を取れないことが多いので。
今、自分にとって何がベストチョイスなのか感情を交えずに選択する体験を増やします。