「宿命は，与えられたもの。運命は，作るもの」

　宿命と運命の話が面白かった。
　努力は最も大切なことです。
　しかし，この宇宙には，時代の流れというものがあります。
　原則，この大きな流れに逆らって生きることはできないように思います。
　映画『ラストエンペラー』では，愛新覚羅溥儀は，皇帝であるにも関わらず，知らないうちにクーデターが起こり，満州事変が起こり，時代の流れに飲み込まれていく姿が描かれています。
　一般市民になってしまった溥儀が，自分がかつて皇帝だったとき住んでいた紫禁城を訪れ，警備員の少年に「入っちゃだめだよ」と言われたとき，「おじさんはね，昔，ここに住んでいたんだよ」と答えるシーンがなんとも切なすぎます。
　時の皇帝でさえ，どんなに努力しても，時代の流れに翻弄されて生きなければなりませんでした。
　宿命なら受け入れなければいけませんし，運命なら努力して変えていかなければいけません。
　自分が直面している問題が，宿命なのか運命なのかきちんと判断することが大切と分かりました。
　
　

メンタルが強くなる方法を知ることができた。忘れないように手帳に書いて、実行していきたい。「自信」についての認識が間違っていることを知った。些細に思われることもないがしろにせず、大切にしていかないといけないと感じた。