そういえば、以前も先生に知性って何ですかと質問をしたときに、「諦めたいと思ったときに、諦めないのが知性」と教えていただいたことを思い出しました。
そのときは、意外な答えだったので「それが知性？」とぼんやりしていましたが、今日の授業で、クリアに入ってきました。
すぐに諦めてあちこち掘っていては、何も身につかないし、面白くない、恋人にしたいような魅力的な人間にはならないだろうな。
今までの自分を振り返っても、確かに。

驚きと、ビックリの、
違いに気付けました。

「ひとの足音」に、ノックアウトでした。そんなことを言うひとに出会ったら、もう「どうにでもして」です。なんてオシャレで爽やかで優しいんだろう。私は冷たいかベタベタかのふたつしかないな。知性をつけて、優しいのに距離感がある、になる。知性が、限界を超えることでついていくなんて、思いもしなかった。先生に、考えを何度もひっくり返されて、たまらなかった。

病気→健康→夢じゃない。病気→夢だ。考えもしなかった。ステージが目に浮かんだら、とめどなく泣けてきて、収集がつかなくなりそうだったけれど、先生がそっとしてくれて、助かりました。とてつもなく優しい、って、こんなにさりげないことなんですね。

「自分ができないことは教えられない」が、ズシンときました。塾が終わって、数日経って、ようやくその意味がわかりました。「ひとと比べなくていいんだよ」と、娘に教えている自分が、誰よりも自分と他人を比べて一喜一憂し、娘と他の子を比べていました。なんてことをしてきたんだろう。どれだけ彼女の心に負担を与えてきたんだろう。申し訳なさでいっぱいです。