先生やみんなと、大好きなお外で、今回もこうしてお食事できるだなんて、幸せです。
本当に嬉しい大切な時間なので、丁寧に味わおうと、思いました。
木々の緑、雨を降らさないでいてくれた、灰色で重たげな空、小鳥のさえずり、お店のざわめき、サンドイッチを齧った瞬間の檸檬ジャムの香り、みんなのお話してる声。
リラックスして気持ち良いのは、外だからなのか、その瞬間を丁寧に味わおうとすると、逆に力が抜けるからなのか、おそらくその両方なのでしょうか。
テラスはやっぱり、幸せでした。

路地を奥に進むにつれて、響いてくる太鼓の音、盆踊りの音楽に、血が騒いでしまいました。
夏の音といえば、太鼓と花火です。
あんなに混んでいるとは思いませんでしたし、踊って汗だくになりましたが、とても楽しかったです。
お家に着いたとき、疲れたはずなのに、逆に元気になって、また明日から頑張ろうと思いました。
隣で「右・左・ちがう、反対」と教えてくださった、見知らぬおばさんを思い出すと、更に元気が出てきます。

かき氷を食べた後の容器を、お店の人に返したかったのですが、忙しそうだしタイミングに困っていたら、光くんが横から「すみません」とお店の人に声をかけ、助けてくれました。
喧騒の中、その声が堂々と張っていたので、その瞬間、「おお。男らしい」と思いました。
踊ったことないといいながら、けっこう楽しそうにスーツ姿で踊っていたし、以前の光くんとなんだか違うな、教室で座っていてはなかなかわからなくても、外で動くと、やっぱり成長や変化ってわかるんだな。と思いました。
私も気を付けなくては、頑張らなくては。と思いました。

先生の導線の選び方、盆踊りの進行へのツッコミ、参加者一人一人へのツッコミ等々

塾の講義で教わるのとは少し違う、面白味の見つけ方を教えてもらえました。

これまで、空港、ホテル、美術館、神社仏閣　色々連れて行って貰いました。

そこに行けただけで満足となるけど、今回はいつも抜け道で通る善光寺。

本当に自信がないと出来ないスタイルの授業だと思います。

日常の感じ方が、ほんの少し豊かになった気がします。

遠足で、何でもないところに行くのが好きです。

浴衣姿の女性たちと、幻想的な提灯のあかり。
「都はるみのメロディー」が、都会の盆踊りを盛り上げました。

日本人としての「誇り」を感じた夜を、仲間と共有出来ました。