遠足塾の超絶技巧から始まり、美学塾、なんでもありの旅行塾までを体験した結果、私は「あ。壊れそう。」と思いました。
自分で考える以上に、刺激を受けていたようです。
こんなときは、壊れるままにまかせたほうが、きっと良くなるはず。
別々のセミナーなのに、全部が繋がっていて、わけがわからない強烈な刺激に、私の脳はヘトヘトです。

超絶技巧展は、私にとって、謎なことだらけでした。
今回の現代アートは、いつもと違い、見た目も美しかったので、怒りは感じませんでしたが、逆に謎が深まりました。
作者の方が、その作品を作るに至るまでの、経過を知りたいと思いました。
何を勉強して、何がきっかけで、どんな思いで、どんな毎日を送っているのだろう。
きっと私とは、見ている物、考えていること、求めることが、違うはず。
牙彫の花の、枝の白さと、骨だということがリアルにわかる網目状の断面が、とても印象に残っています。

超絶技巧の数々、このような作品を、どうやって作ったのか、考えれば考えるほどわけがわかりません。
何のために作ったのかも、わけがわかりません。
とにかく、芸術家と私って、全く違う種類の人間なのだな。と思いました。
同じ人間なのに、まったく違う。疲れてしまうくらい、刺激的でした。

今回のお食事も、最高でした。
何か最高かと言って、気分が最高、味も最高。
私は２階が大好きです。
これからの人生、とにかく上に上に、昇っていこうと思いました。

1階と、2階の違い。
うまく言葉にできないけれど、わかりました。
先生と一緒に2階に上がれて、本当に良かったと思います。
今日が無かったら、一生、気が付かなかったかもしれません。

おもしろい歴史話で、並ぶ列が長いことも忘れ、胸が高鳴りました。美術館へ上がるエレベーターで既に興奮状態です。みんなでおもしろがって作品を見るので、ワクワクが止まりません。美術館を出てからも、全てが超絶技巧に感じるので、タンポポオムライスが、たまらない味わいでした。まさに遠足マジック。

老舗のレストランで、みんなが見守る中、真ん中にフォークを入れ、じわーっと、両側へ流れていく卵、タンポポオムライスの食べ方に感動しました。ハヤシライスも初めて、外食で食べ、老舗のハヤシライスを味合うことができました。テーブルマナー等不安でしたが、食事の楽しみ方を教えていただきありがとうございました。