大人の遠足塾(44)
「新春特別企画・都庁展望台からパーク ハイアット・ディナー夜景めぐり」
1月6日(土)
灯香
パークハイアット41Fのレストランで、すてきな体験をしました。
今回の遠足塾で、私が先生から受け取ったものは、1つの世界です。
すてきな時間でも、思い出でもありません。
内装・音楽・洗練された空間、お料理、そしてなにより、その場にいる人。
目に見える物、見えない物、全てによって創り出された、私を包む雰囲気。
それらが全て揃ったとき、それは1つの世界となって私の前に現れ、驚きでいっぱいにしてくれます。
世界をプレゼントするなんて、それ以上に難しく、それ以上に最高のことがあるかしら。
せっかくいただいたものを、無駄にしてはいけない。
素晴らしい世界に、少しでもふさわしい女性になるように、勉強しようと思いました。
灯香
パークハイアットのレストランで、場所や空間は、あくまでも舞台でしかなく、最終的な雰囲気を左右するのは、やはり人なのだと改めて感じました。
スタッフの女性の、ステキな笑顔が、記憶に残っています。
その笑顔には、品と明るさ、自然な思いやりがありました。
品は、その場に慣れた上での快い緊張感と、清潔感あるヘアスタイル・メイクから生まれ、自然な思いやりは、自分のするべきことよりも、相手を観察している意識の余裕から生まれるのだろうと思います。
笑顔を好きになると、その笑顔を見に、お店に行きたくなることがあります。
やっぱり、何より人の心に残るのは、笑顔なのだな。と思いました。
灯香
既に20時を回り、レストランを出て、帰りたくないけれど、もう時間だしと思っていた、まさにそのときに、先生が、少し上を見に行こうと、52Fに連れて行ってくださったことが、とても嬉しかったです。
エレベーターが開いた瞬間、目の前に広がった夜景、肌に響くジャズバンドのライブ音、突然目の前に広がった世界に、まるで手品を見たような気分になりました。
そして何よりも、お忙しい先生が、寄り道してくださったことが、嬉しかったです。
灯香
先生が、レストランの前に、お洒落なインテリアショップに連れて行ってくださったせいもあり、またお部屋を改造したくなってきました。
普段どれだけ洗練された場所に行っているかが、そのまま自分の生活空間にも反映されるのだと思いました。
でも、いきなり理想通り、希望通りのお部屋にすることは、無理です。
考えるとは、次のステップを考えること。
すごく遠くて、今すぐ最終目標に到達することが無理だからといって、諦めないこと。
その気持ちを大切に、少しづつ、諦めないで、お洒落な日常を作って行こうと思いました。