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中谷彰宏公式サイト - AKIHIRO NAKATANI -

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大人の遠足塾(50)
「入れるなんて知らなかった所に、入ろう。/皇居編」

7月7日(土)

灯香

近代美術館までは、行ったことがありました。
そこから少し足を延ばすだけで、こんなに素敵な場所があるなんて。
ドアを開けて、すぐ正面の階段に、まず心が躍りました。
遠足塾でいつも、素敵な建物を見学するたびに、階段が楽しくてたまりません。
国立博物館、旧朝香宮邸、そして東京ステーションホテル。
好きな階段が、また1つ増えました。

灯香

びっくりするほど、作品の1つ1つに迫力があり、見ていて飽きません。
動いたり形を変えるものでもないのに、どうしていくら見ていても飽きないのか、不思議です。
きっと、私の心が何かを感じて、その感じていることが何なのか、はっきりと掴みたいのにできなくて、ウンウンうなっているから、作品から目を離せないのだと思います。
どうにかして、感じたことを表現したいのに、きっと一生言葉にはできないだろうなと思う。
当たり前ですが、作品に雑なところなど1つもなく、すべてにこだわりぬけば、迫力というのは生まれてくるのかな。と思いました。

灯香

遠足塾でいつも、信号待ちのときに、先生がお喋りしているのが、楽しいです。
信号待ちのときにお話ししているのって、仲が良い感じがして、楽しいです。
誰かと歩いているときに、無言でも気にならないけれど、信号待ちのときはお喋りしたい。
今回も、ああよく遊んだ、満足気分です。

灯香

あんなに高い橋の上から、お堀を見たのは初めてです。
あの橋が一番すてきな眺めだなと思いました。
同じ場所に入るのでも、どの橋から入るかで、全く違うんだな。と気が付きました。
いつも一番近い入口からしか入らないから、他の良さに気が付けないのです。
常に最短ルートを選んでばかりいないで、違う視点で、辿り着くまでの道にもこだわらなくてはいけないな。と思いました。

灯香

明治記念館の中に入り、2階から見下ろした1階の景色が、まるで映画に出てくるオフィスのようで、ワクワクしました。
瞬きをする次の瞬間には、ネクタイを締め、きっちりと髪をセットした男性が書類に何かを書きこみ、眼鏡をかけてハイヒールを履いた女性が机の間を移動して、ざわざわした雰囲気、電話の音、誰かを呼ぶ声、そんな光景が今にも広がりそうでした。
その空気感を感じることができました。
今まで体験したことのない空気、それを体験すること。
その1つ1つが、自分でも気づかない間に、私を変えてくれるのかな。と思いました。

灯香

席について、お食事をすぐ食べられるのは、とても幸せなことだな。と思いました。
特に、たくさん歩いて遊んだ後だったので、冷たいお茶とお食事がすでに用意されているというのは、とても嬉しかったです。
しかも、お重を開けたら、色とりどり、綺麗なおかずが並んでいました。
おかずの説明のパンフレットがついているのも、お箸を持って帰って良いというのも、嬉しいです。
蒟蒻の煎りだしがお気に入り、美味しかったな。
また、みんなでたくさん歩いて、冷たいお茶を飲みたいな。と思いました。
宇宙旅行の後のカツ丼と同じく、たくさん動いた後に、みんなで食べるお食事はとても幸せです。

灯香

レストランの天井から、文様の装飾が吊り下げてありました。
先週塾で教えていただき、文様の名前がわかったので、嬉しかったです。
塾で教えていただいてなかったら、全く興味を持つこともなかったでしょう。
興味が持てないのは、興味がないからではなく、自分に全く知識がないせいだからなのだな。と改めて思いました。
少しでも勉強して知識を得て、そのことが自分の日常に溢れている、実際に使われているという経験をしたなら、もっと勉強したくなります。
卍崩し、網代、麻の葉、これで一生忘れません。

祐貴

中一の祐貴です。今回、初めて中谷先生の遠足に参加しました。
本当は部活の練習試合の日でしたが、チャンスだと思い遠足に申し込みました。
中谷先生の話が面白くて、こんな勉強なら毎日したいと思いました。
先生が歩くのもとても早くて部活の100倍心身ともに鍛えられました。
また参加を目指して頑張りたいと思います。

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