大人の遠足塾(64)
「山手西洋館を巡って山手文化を学ぶ。/横浜山手西洋館編」
9月8日(日)
真治
【自己主張から街主張へ】
西洋館だけでなく個人宅も、個性豊かでした。
しかし、一軒一軒が暗黙のルールを守っていました。
山手エリア一帯が、たてもの園でした。
見えない制約を守るからこそ、個人も全体も映えることに気づきました。
エミ
台風が接近中で、集合時間になると突然の大雨でした。
この天気で洋館巡りは厳しいでしょと思いながらも、内心ニヤニヤしていました。
6館巡り、素敵なレストランでコース料理を頂けたのが信じられません。
トラブルで諦めてしまうのか、楽しんでしまうのか。遠足塾の醍醐味を味わいました。
真治
【体験が増えると、迷いが消える】
西洋館見学は、新居候補物件の内見会でした。
建築物を訪れるたびに、自分の住みたい建物がハッキリします。
依頼する建築家も明確になりました。
後は、建物と街並みに相応しい人に成長するだけです。
灯香
どしゃぶりの雨の中、一瞬も躊躇せずに突き進む先生。
数秒後には晴天、そんな天気は蒸し暑い、でも涼しげな顔で気にもせず。
タクシー来たのに、飲み物来ない、隊長は一体何を頼んだのかしら。
ああ、楽しい。
遠足塾は、やっぱりいろんな事があって面白い。
お家についてから、じわじわ楽しさこみあげて、ニコニコしてしまいました。
灯香
遠足塾の、お食事の時間は。いつも特別な時間です。
とても楽しくて、幸せでした。
今回のレストランは、夜に行っても、素敵だろうな。夜に、行ってみたい。
遠足塾で先生が連れて行ってくれるレストランは、大切な人と、また来たいと思うところばかりです。
灯香
山手資料館にあった、ギヤマンが、すごく印象に残っています。
ジャパン・パンチの絵も、とても気になる。
気になる。って、とても楽しいことだな、有難いことだな。と思いました。
生きる誘惑かしら。と思いました。
灯香
小笠原伯爵邸に続いて、2度目のスパニッシュ様式体験の、べーリックホールです。
とても、気になります。
スパニッシュ様式に惹かれるのは、自分でも、とても意外です。
たくさん体験してみて、あ、私こんなの好きだったんだ、知らなかった。と自分で自分に驚くことは、とても楽しい。
自分自身を決めつけるなんでしないで、普段からもっと、私は私を、自由にさせてあげようと思いました。
灯香
遠足塾は、やっぱり楽しい。
いろんな事がある度に、リアルな先生を感じてお勉強できるし、行きたいとは思いつつ、後回しにしていた所に行けるし、「気になる」がたくさん見つかる。
理由も良くわからず、上手く言葉にできないけれど、とにかく大切にしたいと感じる瞬間が多い。
後でその理由に気づくのかな。それもまた、楽しみです。
彰子
ゆっくり散策した事で街の歴史も知る事が出来ました。
説明を読むだけとは違って、
歩いて体感すると頭に入りやすいです。
「外交官の家」は前にも見たような気がしていましたが、
以前、遠足塾で行った”旧古河庭園”の洋館に似ていたからだと思います。
食材にこだわりつくしたレストランの”気合”も
美味しかったです。(コッコちゃん)
急に雨が降ったり、突然晴れて暑くなったりと、
そこに一喜一憂するのもまた
楽しかったです。
エミ
名建築のお宅を訪問する度に、そこで生活をする妄想が膨らみました。JHモーガン建築のスパニッシュ風でトキメク生活か、レーモンド建築の落ちつく雰囲気か、どちらにするか迷います。
風を感じ、窓からの風景が美しい環境がとても豊かでした。
建築巡りは体感が伴うところが面白いです。
メニューのないレストラン「エリーゼ光」は、接客して下さるマダムがとても明るい方でした。会話が弾む楽しい時間でした。