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大阪校・体験塾(19)
「面白がることで、自分の感性に触れる。/生きているミュージアム『ニフレル』」

2月13日(日)

榊田未央

動物達、ずっと見ていたかったです。いろ、わざ、およぎ、うごき。あえてブースをわけることで、本来感じる視点はたくさんあることを教えて頂きました。

榊田未央

企画する側の思考を楽しむところまでいくと、味わい尽くせる。今後のテーマは、「企画者側にたつこと」にします。

榊田未央

常務さんが提案してくださった、太陽の塔。それを即実行してくださった先生。そこでは、太陽の塔の後ろ姿のかっこよさを知り、圧巻の腕の構造、何億年もの生物の歴史を感じた。体験は、皆で作り上げていくものであると、気付きました。

田村信之

太陽の塔の丹下健三さんと岡本太郎さんの会話が頭にこびりつきました。手の内側は圧巻で、異次元に吸い込まれるようでした。
ニフレルでは、思い切った展示の仕方に心意気を感じました。自らの衝動と、一期一会の時間に触れることができた体験塾でした。

桂子

多様な視点を体感すると気づきが増幅する,という醍醐味を味わいました。

高橋

「太陽の塔」
東京タワーと同じで、あると思えばなかなか行かないのが「太陽の塔」。前回の遠足を逃してから早くも4~5年経っているようだ。結構込んでいて予約チケットが必要と聞く。塾で行けるとは有り難い。しかも当時を知る先生と桂子さんのガイド付きだ。特に桂子さんのテンションが過去最高に高い。察するに、万博は私が想像するよりも遙かに凄いイベントだったのだ。
実物は圧巻。入り口は大仏様のご胎内に入るようだ。特に内部の様子は写真や動画とは比べものにならない。
外見は子供の頃から知っている。不気味なものと感じていた。取り壊そうとしたらバチが当たりそうだ。以前は変わった形が芸術だと思っていたが、今は塾を通して、見た目だけが芸術では無いと理解した。丹下健三が困った表情で笑顔の岡本太郎を見つめる写真をみて、以前塾で教わった、包む芸術家クリストを思い出した。無茶苦茶な事をやり切ることも芸術なのだ。
次の大阪万博ではこのような大作は見られるのだろうか。

高橋

「ニフレル」
ペットショップを巨大にしたような施設。男子は「ふーん」といった感じだが、女性陣は楽しそうだ。歳が20歳ほど若返っている方もいる。この違いは何だろう?
さて、ここでの学びは動物園や水族館の見方である。動物の名前や生態を知るだけでは小学生から進歩が無い。
先生は最初に魚や動物の展示方法に着目する。そして次に生き物を見て多様性を感じ取るのだ。太陽の塔で見た進化の結果を端的に展示しているのが水族館や動物園だ。生物は進化の過程で様々なチャレンジをして多様性を育み、適した機能を選んだ結果、今に至っている。人も孔雀もゴキブリも元は同じなのだ。
塾では沢山の凄い人の生き方・考え方を学ぶ。生物の進化同様、私達も何を選択したかによって、普通のおじさんになったり、紳士になったり、モテオヤジになったりする。選択がいかに大事かを動物たちを見比べながら学ぶのだ。
深すぎる。いったいどんな情報を得たら、先生のような考え方ができるのだろうか。
追伸)
そんな話しを伺いつつ、一同、謎の鳥の前で立ち止まる。
聞けば「扇鳩」というらしい。どうも扇には縁があるようだ。

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