大阪校・体験塾(5)
「お待たせした、みかえり阿弥陀様に会いに行く/紅葉の永観堂&哲学の道&銀閣寺」
10月25日(日)
タイチョウ
永観堂、予想以上に広大でした。御本尊を目指して、廻廊を進みましたが、池の中の鯉や、文化財の立派さ豪華さに驚きます。観るものだらけです。途中の水琴窟の音も澄んでいて心が洗われます。
銀閣寺は、生け垣が綺麗でした。観音殿は、一階と二階が捻じれている事を実物を観て知りました。お茶の井や、展望所から観る、銀閣寺や、京都の街並みが見事でした。向月台も良かったです。
銀閣寺前の参道では、うどん屋さんから出汁の良い香がし、途中のオニギリ屋さんも美味しそうでした。
哲学の道は、中谷先生のセンスの良さが光りました。全部歩くのでは無く、女性にも丁度よい距離でした。
橋本関雪記念館も、静謐で美しい池が見れて満足でした。
隣のレストラン、ノアノアも豊か時間を過ごせました。木の実のタルトは、食べていると熊かリスになった気分になりました。
榊田未央
【静寂にも、趣向がある】
無鄰庵の癒しのお庭、銀閣寺の禅のお庭、白沙村荘の蓮の浄土。異なるお庭の見せ方が、中谷先生の体験塾ならではでした。水の音、風の音、限りなく静かな空間。それぞれのお庭の趣向で、静寂にも種類があることを知りました。勉強で違いを知る楽しみを、体感しました。
桂子
永観堂では、緑のもみじと紅いもみじに。
哲学の道では、色づき始めた関雪桜と白い石畳に。
法然院では、茅葺屋根の緑の苔と、白砂壇の白いもみじに。
この時期ならではの、対をなす麗しさに、たくさん出会えました。
さらに、平安神宮の、右近の橘と左近の桜にも。
帰りに乗った京都行のバスを降りて、
平安神宮まで静かにダッシュ。
おかげさまで無事御朱印もいただけました。
東山駅まで歩く道すがら、
並河靖之七宝記念館にも寄ってみましたが、
2分前に閉館。
また、次回のお楽しみですね。
ホップ大王
【行ってみないと境内の広さと広さの意味はわからない@永観堂 禅林寺】
ホームページで境内の見取り図を確認していましたが
全く思い描いていた大きさではなかった。一番お会いしたい”みかえり阿弥陀”様に
御挨拶するまでにどれだけ階段を上ったんやろうか。
中谷先生の解説を聞きながらじゃなかったら『まだかなぁ』と思ってこの場所で見ておくべきものを
素通りしていただろう。阿弥陀堂でも先生から『正面向かって右側から見ていこう』とアドバイスをいただき
右を見てから左側え移動すると『ホップ大王 遅し』とニッコリ微笑んでいる”みかえり阿弥陀”様に出合えました。
広い境内を歩き、最後に”みかえり阿弥陀”様からの有り難い囁きを聞くためにこの大きさが必要なんですね。
ホップ大王
【小学生の頃ではわかんない。今日のために来てたんかなぁ@銀閣 東山慈照寺】
小学生の時遠足で金閣 鹿苑寺に行ったから銀閣も行っておこうと思って友人と来た。
みやげ物屋さんでお土産を買って祖父、祖母、父、母に渡したくて銀閣に来た。
目的を持って、最低の予習をして来なかったら小学校の頃と同じことになってしまう。
中谷塾で京都世界文化遺産を学ぶ授業があった。その時文化遺産巡りを行っていこうと思っていた。
行くのが遅れていて良かった。あの時なら知識も浅く『ちんぷんかんぷん』のまま来ても『あ!そう』で
終わっていたやろう。あれからいろいろな切り口で東山文化を学んだので銀閣 東山慈照寺を歩いているのが楽しい。展望所で中谷先生が話す解説に『なるほどね』と腑に落ちることができる。
小学生の頃、単純な動機で銀閣に来ていますが今繋がったことがおもしろいです。
ホップ大王
【遠足塾に参加していなかったら一生行ってなかったと思う@白沙村荘 橋本関雪記念館】
公式サイトのレターで中谷先生が当日行きたい場所の候補をあげていた。
橋本関雪記念館って何、Webで哲学の道を検索した時には完全スルーしていた。
先ずは橋本関雪を調べてみた。日本画家、神戸生まれ、竹内栖鳳の弟子 帝展第一回より審査委員
『え!重要な人なんちゃうん』、おそらく美術館に置いてある展覧会紹介チラシコーナーでも手に取ることもせず
放置していたと思う。あ~恐ろしい。白沙村荘内も見逃しているものがいっぱいあるね。
いただいたチラシを参考にしてもう一度じっくり味わいながら歩かないとアカンね。
先ずは体験塾で次に繋がるきっかけができてラッキーです。
ホップ大王
【10,000歩!歩いてドリンクがもらえるスタンプを初ゲットする。永観堂~哲学の道~銀閣寺】
コカコーラの自動販売機で購入してもらうためのお遊びスマートフォンアプリがある。
スタンプを15個集めるとワンドリンクがもらえる。その条件を満たす方法に10,000歩の歩数をスマホがカウントすると1個スタンプがもらえる。今回の体験塾前日にダウンロードして始めたばかりなのにいきなり10,000歩達成スタンプが1枚届いていました。
先生と参加した同志のみんなと歩いていたらあっという間に最後の気づき共有・お茶タイムに突入していた。
ちょっとした遊びを仕掛けておいて当日のことが数字に置き換えられると『歩いたなぁ』と具体的になりますね。
決して朝から哲学の道を行ったり、来たりしていません。(12時から無鄰菴に行っただけです。)
田村信之
近所の風景が、まったく違って見えました。
永観堂にモネ。可愛らしい阿弥陀様。法然院の仏相。東山殿から見渡す、北山文化と東山文化。義満の心と義政の心。
中谷塾での勉強を経て、天皇という文化財が武士によって、さらには庶民によって護られてきた結果、今の京都があるのだと感謝できるようになってきました。もちろん琵琶湖疏水への感謝は深まりました。
文化というのも仏教の空のようなもので、あるようなないような、そんな虚ろな感じを抱くこともあるのですが、文化の無い寂しさを思うと、文化のある土地に生まれ育って運が良かったと思います。
NoaNoaのように、スルーしていたオシャレスポットを塾生に発掘してもらえるのもご近所遠足塾の醍醐味です。