女性を寺院に案内するには体力が必要です。
実際に行ってみないと、わかりません。

東福寺に行くと決まってから、日本の伝統的寺院の構造を少し予習しました。
組物や禅宗様など、実際に初めてみました。
桧皮葺、柿葺を実地に見ることができました。
修学旅行でしか、お寺に行っていませんでした。
木造建築の構造、意匠性を間近に見て、勉強することが、無限にあることを認識しました。
体験塾は、知らない世界を紹介してもらえます。
知らないで、一生終わるところでした。

【東福寺はすごいぞ】
東福寺はすごい、と思えた貴重な体験でした。山門と法堂の中を見ずして東福寺に行った気になっていて、すみませんという気持ちです。上りの階段で一瞬、観覧車の怖さを感じて動けなくなりそうでした。

【視点が拓かれる】
知識を得るのが楽しいのはもちろんだけど、感性が共有できることが肝。あれから一人で疎水沿いを歩く機会があったが、こんなに狭いところを進んでいたのかと驚いた。あの時は目の前にパノラマの掛け軸が展開されていた。紅葉のRは、自分では一生出てこない視点だった。

体験塾中の、みなさんの会話から出てくる単語が聞き取れず凹みました。後で調べようにも塔頭をギリギリ覚えてる程度です。
パンフレットを見直します。
塾に参加して勉強します。

ホップさんは、終始ニコニコされていて楽しい気持ちにさせてくれました。
おかげで、疲れませんでした。
ホップさん、ありがとう。

東福寺の広さは、実際に歩いてみないとわかりません。
体験塾で連れていってもらえなければ、一生、東福寺とは無縁でした。
東福寺自体の存在を知りませんでした。

本日までの特別公開の三門、法堂を見れたのは、本当に幸運でした。３本の橋も、走り込みギリギリセーフで、見れたのも良かったです。16羅漢の像や、天井の龍の絵も凄かった。テーブルから移動で、特別公開の東寺の五重塔を見れたのも嬉しいサプライズでした。後は、デート用に、お汁粉の美味しいお店もリサーチしようと思いました。

【個人の学びから、グループの学びへ】
テーブルの時から、男性陣の皆さんにエスコートやたくさんの気遣いをして頂いた。
一緒に失敗できるのは、楽しい。練習相手として大切なことは、失敗に一緒に笑い合えること。せっかく一緒に学べる時間なので、男性陣の練習相手になれるようにしたいです。

先生は、あれほど歩かれても疲れを見せません。
僕は、ヘトヘトでした。
日常に差があります。
日常の「階段」と「階段」以外を、もっと工夫して使います。

先生は、靴ベラを使ってもキツいくらいのサイズの靴を履かれていました。
僕の靴は、サイズが大きいことがわかりました。

体験塾の夜は、ぐっすり眠れます。
普段、眠りが浅いのは、肉体を動かしてないだけだと気がつきました。

私はまだ、目の前に現れたものを選んで生きていると気づきました。
自分が主催者なら、予定の箇所に先にいってから、残りの時間で行ける場所を考えてしまう。
受付時間残り１５分で、メインイベントの橋とお庭。
見返り阿弥陀さまは、ベストのタイミングお会いする機会を頂いた。結果を焦らずに未来を信じることで、今目の前にあるチャンスに集中できるのだと気づきました。