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中谷彰宏公式サイト - AKIHIRO NAKATANI -

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大阪校・成長塾(2)
「上り坂の人になる7つの方法」

9月14日(土)

白 謙治

目先の利害にとらわれることなく、自分が自分を大切にし、誇りを持って毅然として生きることを学びました。

朋子

私の課題は、メンタルとルールです。
ルールを知って、守ることで、同行者や友人、家族に恥をかかせないことを学びました。
手倉監督の、ブランドバッグのお話に、細部への配慮の、段違いのレベルの差を感じます。
私はそこまで、スタッフやデザイナーのこと考えて話をしているだろうかと、自省しました。
上のクラスに行くほど、面倒で、楽しくないことが増えるのですね。
時々、投げ出したくなります。
ですが、面倒さ、複雑さ、理不尽さを乗り越えた人が集まるからこそ、魅力ある世界が保たれているのでしょう。
自分には矛盾に思えることも、一度は全て飲み込んで、徹底して相手の立場を考える姿勢が必要でした。
強いメンタルの持ち主とは、底なしの寛容と、相手のことを、相手以上に考えられる人だと学びました。

朋子

無意識化できるまでの意識化の作業は、私の仕事では美術史や哲学、数学を学ぶことです。
当たり前のようにやっていることを、「なぜ、そうなっているのか」と、再度意識化することの重要性は、中谷先生から学びました。
先生の教えは、ロジカルなのに、抵抗なく無意識の中に入ってきて、いつでも取り出し自在です。
最近、1年以上も前にワークショップで教えていただいたことが、「あっ、こういうことか」と意識化されて、これからやる仕事に繋がりました。
中谷先生に学んでから、私は、私自身が想像もしなかった状態になってしまいました。
荷物を減らして、本来の自分に戻っていくようです。
以前よりも、自分を好きになりました。

朋子

「してはいけないこと」を学ぶ大切さを、路線図で再確認しました。
ルールを知っていらっしゃるお客様には、たくさんお話しをしたくなります。
ギャラリー内のものは、芳名録以外、手を触れないのがギャラリーのルールです。
「このお客様は要注意」と警戒心が生まれると、なかなか消えません。
展示している作品だけではなく、施設そのものが、作品です。
展示の際にも、壁に傷をつけないよう注意します。
私は絵を描くので、数ミリの傷が気になります。
「修復すればいい」ではなく、微妙な色の違いや凹凸で、補修した痕跡もわかります。
椅子の話に、通じるかもしれません。
「気づくお客様」にも、快適に過ごしてもらいたい。
そうなると、親しくさせていただくのは、ルールを知っているお客様のみに絞らざるを得ません。
特別なサービスを受けるためには、お店側への配慮だけではなく、お店を愛していらっしゃる「気づくお客様」への配慮も大切だと学びました。
ルールは、階層ごとに違うので、一生勉強だと心が引き締まります。
「何もそこまで」と厳格すぎるように思えるルールにも、自分には見えなかった理由があり、自身の無知を恥じる日々です。
これからは「失敗(練習)の実践」をさせていただけるワークショップも、たくさん受講して学びます。

朋子

中谷先生と勉強するようになり、できないことや、失敗することは、恥ずかしくないと思うようになりました。
今では「もっと私に、失敗させて!」と叫んでしまいそうです。
優れた先生とは、いつでも結果を出す魔法を教えてくれる先生ではなく、1つでも多く失敗させてくれる先生ではないかと思うほどです。
ソサエティーから、疎遠にされる理由は、能力不足ではなく、「やってはいけないことを、してしまう」でした。
「自分は出来ている」と思い込んで、傲慢に振舞ってしまうことが、恥ずかしさを通り越して、恐ろしいことだと学びました。
クラスが変われば、ルールも常識も変わりますし、勉強中の無知は、恥ではありませんでした。
失敗する人は、劣っている人ではなく、まだルールを覚えていないだけです。
勉強中の人を、バカにする人に嫌われても、気にしなくていいですよね。
自信は、成功の数ももちろんですが、繰り返し失敗した数にも比例すると感じます。
失敗を指摘するのは、痛みを負います。
愛情がないと、出来ません。
「それは違いますよ」と、慈愛を込めた言葉で指摘して下さる中谷先生に、感謝します。

朋子

「ただ楽をしているもの」と、「楽にできるように見えるもの」の違いを、芸術作品や芸術家の生き方を通して、中谷先生は教えて下さいます。
無意識で描いた1本の線で、描いた人がどれほどの技量か、見えます。
無意識化できるまで、どれほどの過程があったのかを想像できるのが、プロだと思えます。
憧れるだけでは、同じ場所に行けないと、目が節穴になるのを戒めています。
バックヤードも、しっかり見なければいけないのですよね。
想像を超える厳しさを知り、力が抜けた軽やかさが、どういう意味を持つのか気づいた時、震えました。
力が入っていては、膨大な積み重ねは、成し遂げられませんね。
我慢せずに、自分の本質を生きることで、力を抜く。
それが、私の仕事を進めてくれるのかもしれないと、気づいてきました。
ご縁に、謙虚に感謝し、一心に勉強していくと、雲の上の人との出会いも、一度のラッキーではなく、運命になっていくと感じます。
「有名人だから、仲良くなりたい」と思うのは、エゴです。
その人の時間を奪うことによって、私は何を恩返しできるのか、いつも考えます。
今の私は、大事な人の時間を頂戴する代わりに、人間の寿命を超えて、仕事を引き継いでいくことで恩返しをしたい。
仲良くすることではなく、私の、これからの仕事が、愛情と感謝の表現です。
心からリスペクトし続けると、相手に、何も求めなくなるように感じます。
運命になるまで、やり続けます。

朋子

希望と絶望を、直線上の2次元ではなく、3次元的に考える言葉が、心に残りました。
貧困にのたうち回り、絶望の中に死んでも、芸術家の視点で見れば、大成功です。
「あなたのご先祖様は、人を騙し、騙され、借金だらけ、隠し子だらけ、周りは大迷惑だったのよ」と語り継がれたら、面白いです。
偉人の人生は、要約すると、こんな感じでした。
世間一般の成功を目指すだけでは、レベルダウンしますね。
安全ですが、傑出することはないでしょう。
大人になるとは、「なんでもあり」を受け入れるメンタルを持つことだと思いました。

朋子

過去の成功者の人生を学び「希望4:絶望6」くらいの人生が、具合が良いように思います。
ほんの少し、絶望が勝る人生が、品がいい。
娘から「お母さん、よくある成金みたいにならないで」と再三注意されて、品の良い絶望を学びたくなりました。
品は、足りないところ、仄暗いところに存在するように思います。
全てを満たすと、ピカピカの成金です。
仄暗い場所で、しっとりと花開く希望を、大切にします。

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