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大阪校・教養塾(26)
「コンテンツより手法を学ぶ7つの方法」

1月26日(土)

朋子

西田哲学に歯が立たず、鈴木大拙で禅を勉強したら、やっと読み通せた思い出が、懐かしく蘇りました。
数学者・岡潔の「数学の情緒」という言葉も、仏教思想が根源にあり、先生が仏教の整理棚を教えてくださったことが、本当にありがたい。
私の仏教観は、梅原猛先生の影響が強いので、聖徳太子のイメージは「外資系エリート」です。
空海は、『般若心経秘鍵』を読んでからは、「自分が一番偉いんだぞ」と威張る、生意気な天才のイメージで固定されてしまいました。
そう思えば、最澄は、いい人過ぎますね。
建仁寺の明菴栄西の『誓願寺盂蘭盆縁起』も国宝です。
禅のお茶のお菓子に、建仁寺の龍山徳見が、小豆入りの饅頭を広めたことも思い出しました。
隠元隆琦といい、食べ物に関連して覚えると、身近に感じます。
日本美術が、仏教を学ぶとさらに面白くなるのは、縁起絵巻や仏像、仏画に、素晴らしい作品が多いからでしょう。
横山大観も京都にいた際には、画学校の授業は竹内栖鳳に任せっきりで、仏像や仏画の模写ばかりしていたそうです。
私も、そうしたかも。

朋子

現代アートが分からないと、社交の場で「頭の古い人ね」と思われてしまいます。
イェール大学にも、学内に、現代アートの美術館があります。
学生たちは日頃から、モリス・ルイースからマーク・ロスコ、ドナルド・シャットやダミアン・ハーストを楽しんでいます。
海外留学を目指していた娘にも、小学生から、西洋哲学と同時に、現代アートを教えました。
世界のエリートと親しくなるには、現代アートの話題は必須です。
アメリカで、娘の友達のご家族とシカゴ旅行した際も、現代アートと有名なアール・デコの建築を楽しみました。
最近は日本でも、現代アートに詳しいと、「あの人は、スマートだ」と評価されます。
20世紀アートの基本を確認するために、嬉しい授業です。
整理棚は、上流社会の切符にも見えました。
日本のテレビで有名になっている作品と、サザビーズやクリスティーズ、アート・バーゼルに出品される作品とは違いますが、基本は同じです。
1人の芸術家でも、未来主義やダダ、シュルレアリスムと様式を変えるので、路線図を知らないと、流れが分からなくなります。
先生の路線図で、迷子がいなくなりますね。

榊田未央

帰ってから覚えるために再度、路線図を整理しなおすと、どれもA4一枚に収まりました。
次回までに棚を覚えることを基準にすると、これなら可能性が見えます。
いままでやった路線図も、このやり方で復習しなおすことにします。

いまちゅう

現代美術史。
カンデンスキー以降はさっぱりで、どこをどう勉強すればいいのかも変わらない状態でした。
路線図を示してもらうことで、一気に整理されました。

バウハウス。
昨年京都国立近代美術館で見たのですが、その時は位置づけや特徴がさっぱりわからず素通り。無念です。
今度こそはと思い、調べてみると今年兵庫にやって来るので、勉強していけます。

現代美術の後ろには西洋哲学があることもわかり、1コマ目の授業と関連付けて勉強できそうです。
今日の前半2コマだけで、一気に世界が広がった感じがします。

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