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大阪校・教養塾(29)
「路線図を増やす7つの方法」

4月27日(土)

しまぴょん

お忙しい先生が信楽のMIHO ミュージアムまでいかれているではないか。
遠くて不便なので昔から行くのをためらっていた。これはいかねば曜変天目。
満開の桜はアプローチのトンネルにうつりこみ、あの世へいざなってくれるよう。
その先には、長蛇の列を待ったかいあったお茶碗の小宇宙。天下人をも魅了する。
これは奈良も行かねば。奈良国立もすんごい人。離れて見ても上品。
小さなお茶碗がその場を吸い込んで静かにしてしまう。この引力たるや何なんだ。
覗き込めば即、自分が宇宙空間に存在している。
時間空間を超えるリアル。美術品を見てここまでの感覚に陥る経験は、なかった。

いまちゅう

ルネサンスの絵画はちょくちょく勉強してきたのですが、誰がどこに位置するのかぐちゃぐちゃになっていました。
そのぐちゃぐちゃも、先生の頭の中を通すと、スッキリ整理されます。

先生の頭の中とは、路線図です。
路線図は、先生の手書きのノートなんですよ。

ぐちゃぐちゃの僕の頭の中

↓先生の頭=路線図

スッキリ!

複雑に思えていたことが、単純化されていく過程には、知的興奮を覚えます。
路線図はもらって終わりではありません。
勉強を進めれば進めるほど、味がしみ出てきます。
もっと勉強をしようというサイクルに入るきっかけになっています。

しまぴょん

GWラスト、実家に帰ると甥達が来ていた。(中3&中2)兄の方は、男前だが聞いたことのない成績、絵が上手。
弟に無茶苦茶な悪戯をする。流石に心配。弟の首に六芒星や五芒星を油性マジックで書いていたので、真剣に叱ると、シャツの下には見事な腹筋まで描かれていた。「ほんま、あかんてっ。」
象牙彫刻家、安藤碌山で口説き、清水三年坂美術館に連れて行くことに。スマホでバナナや柿の作品を見せると「スゲッ」を連発して甥が言った。「行こ、安藤百福!」思えば、ここを先生に教わってから、いろんな方にしゃべり倒している。美術館で甥は、作品の前を「ヤバ。」「おかしい。」と言いながら通り過ぎ、端っこの蒔絵の前で動かなくなった。感動が連なっていくのが幸せ。先生、本当に有難うございます。

榊田未央

塾の復習に、「足りている」は存在しないように思います。
よりたくさん復習できる仕組みに変えるため、習い事の曜日を今月から少し変更してみました。塾の復習の作戦が、日常すべての改善の元になっています。

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