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中谷彰宏公式サイト - AKIHIRO NAKATANI -

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大阪校・教養塾(31)
「根本が分かる7つの方法」

6月22日(土)

朋子

漢字が面白いです。
甜は中国語で「甘い」、日本で甘瓜は「マクワウリ」で、メロンのこと。
これで推測できました。
稚海藻の「稚」は、もとは「和」で「和海藻(にぎめ)」として古事記に記述されています。
「査古律」は初めて知りました。
当て字の「貯古齢糖」や中国語の「巧克力(qiaokeli)」と同じように、おそらく「chakori」の当て字ですね。
「山査子(サンザシ)」に関係あるのかもと、カカオを調べたら、山査子のバラ科ではなくアオイ科でした。
良問を出題してくださるので、復習が楽しいです。

朋子

横浜の、明治から昭和初期にかけての歴史を、さらに勉強しなければと思っていました。
各時代の建築スタイルは、力のある事業が何であったかを教えてくれます。
建築の難しいところは、土地の気候風土に合わないと、いかなる豪邸であっても、そのうちに家人がいなくなることです。
横浜の気候と、窓の取り方が、気になりました。
頂像は、京都ではほとんど博物館に飾られることはないので、見に行きます。
鎌倉時代特有の玉眼は、仏像よりも、頂像で一層生きる気がします。
蝋燭の灯のもと、師匠の像の前に弟子が坐している姿は、不立文字の教え、そのままのようです。

朋子

貿易についてのお話が、すごかった。
次々と、これまでに学んだことが繋がり、鳥肌が立ちました。
利休への興味から、堺の歴史、南宗寺の強大な力、北宋・南宋との交易を学ぶうちに、権力が集中した場所だけではなく、海外との交易が盛んだった場所にも、中央にはない、独自の優れた文化があったのではないかと、疑問を抱くようになりました。
海を知っている国が、まずは商人を派遣し、その国の情勢、気候、地形などを調べ、戦争を仕掛けて領土を拡大します。
だからこそ、ヨーロッパでも航海術に貢献する科学者、数学者が重用されたのでした。
「ルソンの壺」も、そうだったと、頭の中いっぱいに路線図が広がりました。
これまで、中谷先生から勉強させていただいたことが、心から幸せに感じる時間でした。

朋子

白洲正子さんの言葉が、嬉しかったです。
高校生で「白洲正子になりたい」と切望し、今日で50歳近くになった今、どれほど多くを与えられたのだろうと、感謝でいっぱいです。
高校生で、私の一生が決まりました。
白洲正子に私淑し、京都という、独特な場所での教養を学んだことは、私の宝物です。
「京都へ連れていく」
この言葉は、京都の「なか」で学ぶ怖さも象徴しています。
博物館級の骨董品を、実際に使う勇気は、家族からだけではなく、正子さんからも学びました。
憧れの大人ができるということほど、幸せなことはありません。
芸術運も、空気感染しますね。
美意識、音感、言葉を選ぶセンス、思考の広がり、すべてが感染するように思います。

朋子

日本の受験に関係のない話は、米国の大学では、評価対象になります。
SATでは基本的な学力が問われますが、エッセイでは、自分だけの興味を突き詰める力が問われます。
中谷塾は、米国名門大学留学へのエッセイ対策に、非常に有益だと感じています。
実際に、米国大学に留学した娘には、小学生の頃から、中谷塾で教わるような内容を教えていました。
受験に関係ない勉強をするからこそ、なぜ、受験に関する、基礎的な勉強が必要なのかも、理解していきました。
その当時に、受験に関係なく深めた知識が、現在の研究や勉強でも役立っているようです。
名門校に入れば、専門分野の勉強できる人たちで、再び競争が始まります。
世界中の優秀な学生たちの中で、オリジナリティを発揮するのは、生半可な個性では難しい。
そのときに「美意識」や「教養」を持っている人が、最終的に選ばれると感じます。
中谷塾は、働く大人のためだけだけに役立つ塾ではないと、密かに思っています。

朋子

宮中で花開いた、公家文化に親しんで育った私は、「大阪商人」と呼ばれる気質が大の苦手でした。
かの大徳寺さんも、堺商人のお世話になりながら、不遜なところも「お公家さん」気質です。
ですが、中谷先生と勉強をし始めて、進取果敢な堺商人を知れば知るほど、「それは武家の時代に変わって当然やわ」と納得です。
よく勉強すれば、結局は、すべてが繋がっていました。
公家が愛した唐、堺商人の南宋、大陸と戦争をしながらヨーロッパ伝来の戦術を試す。
戦争は、技術革新を起こし、武器を売る商人を富ませ、文化を発展させます。
京都の西陣が応仁の乱で焼け野原になり、堺へと京都の西陣の商人・職人が移動し、公家文化が堺へ入っていました。
中谷先生は、一見離れた事象に見える物語を、自分で「ああ、そうか」とひらめきならが繋げる力を、鍛えてくださいます。
グローバル化した世界で、心豊かに生きるには、必須の力です。
中谷先生のご覧になっているビジョンには、世界で活躍する、日本人の理想があると感じます。
歴史を知ると、現在の人間関係にも寛容になれるのも、面白いですね。

榊田未央

前回、塾でモローを取り上げて下さった際に復習したはずが、全く覚えていませんでした。復習の時間配分を、調べてまとめる時間と覚える時間に、意識してわける必要があると感じました。朝した勉強を、夜は振り返りに使うことに決めました。

しまぴょん

廬舎那仏が仮面ライダ―ベルト(初代)をしている!
目が釘付けに。なんでみんなスルーなん。冠・一升瓶とかより。
鎌倉時代における仮面ライダーと御仏の関係性はMJ氏に突飛な解説をお願いしよう。
古事記神路線図で超ウキウキだった私は少し寂しくなった。
調べると、初代ベルトの紋様は放射線状で、戦隊モノの変身画面と記憶が混ざっているようだった。
なんだ、みんなわかってたんだ。昭和連発するとこやったと少しほっとしたのであった。

しまぴょん

韓流に嵌まったのは歴史から。八咫烏繋がりがスタート。
高句麗宗祖のドラマ朱蒙にはまり、淵蓋蘇文もドラマで調べた中年時代。
高校の隣が御陵で通学路だった。奈良は古墳が多い。高松塚古墳の壁画の服は高句麗っぽい。
遠足は飛鳥。石舞台古墳ちゃん亀石くん。遺跡が放り出されて時間が止まったかのような感覚。
なのにそこから南の吉野に向かうと修験で厳しい感じになってくる。気持ちえー。奈良最高。
亀石を放射線状に取り巻く遺跡や建造物。近畿は線上に遺跡が並ぶことが多い。またこれがたまらん。
大和三山に三輪山(日本最古の神社)を足すと位置の関係性が面白い。盆地に自然にできたものとは思えない。
表に出てこない話は超面白い。自分でどんどん調べていくし、不思議な出会いも待っている。
キトラ古墳の前で泣く、まりこふんさんを見た人がいる。気持ちわかるわー。

しまぴょん

壱岐ツアーで、ガイドさんから元寇の哀しい話を聞いていた時、珍友は女神像の胸を撫でてにたにたしていた。
それを奥さんやみんなで温かく見守っていた。なんて大人なメンバー。
普通、島は隆起してできるから中央に山があるのに、壱岐は台地なので
エアーズロックのようにパワースポットだと師匠が言っていた。
魏志倭人伝にも出てくるし、原の辻遺跡や壱岐市立一支国博物館がある。
肉も魚もおいしくて本当にいいところ。超おススメ。
本筋からそれた話がなんでも面白い。硝酸の話は超面白かった!

いまちゅう

「あー恥ずかしい!」と毎回感じるこの授業です。鎌倉五山・京都五山がわからず、今まで何やってきたんだろ…と感じました。でもこの恥ずかしい感がいいんです。自分の教養のなさに気づけます。学ぼうという気にさせてくれます。
一方で、モローの授業は楽しかったです。以前出てきたときは、「恥ずかしながら、初めましてです。」でした。その後、自身で勉強をしてからの今回の授業だったので、点と点がつながり気持ちよかったです。モローの絵や経歴から、気難しい人なのかなと思っていたのですが、恋人と天国を歩く下絵見てホッとしました。

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