【それは、コイ】
先生の手元のグリーンのファイルから、既に異彩を放つブルーのマスとレッド。主張が激しく規則正しい。なんなんかなって思っていた。
鯉。そう来るとは。意表を突く切り口。流石。このバックの色、出しにくかっただろう。有難うございます。39種が美しく配列されたプリント。しかも未央さんの好みが銀松葉で渋すぎる。池の側には和服の貫禄のある眼鏡をかけた脂ギッシュなおっちゃんがいてほしい。島田君さんの鯉の性質への驚き方がナチュラルで嬉しかった。知りたかったわけでもないのにばっかーんで開かれた感じ。ウルトラマンに見えてくる。
また、金魚すくいで救ってきた金魚が、毎年でっかく成長して意味がわからなかった。先生に金魚を質問するとまた答えてくださる。おかしい。不思議とは、思っても議論してもダメって昔誰かに教えてもらった。
桜染体験したアルスシムラさんまでぶっ飛んでしまった。次元が離れすぎている。深紫を調べると「ディープパープル」に行き、懐かしい「王様」のライブを見てしまった。志村ふくみさんの崇高な著書を読み直して、落ち着こうと思う。

錦鯉を見て笑う日が来るとは思ってもみませんでした。
大正三色と昭和三色の見分けを諦めないで済みました。

分かりやすいは華やかさはパっと目を引くが、民藝品の美しさの理解には、良いものを知る審美眼が必要なのだと感じました。
もっと自分の心で美しさを感じられるよう、勉強を続けます。

鯉の路線図から目が離せませんでした。
アシェットデセールだから興奮したのでは、なかったです。
蓄積から、興味の幅が広がることを実感しました。
画像付きで勉強すると、心が動きやすい。初歩の勉強は、画像があるものを探してみます。

志村ふくみさんとの出会いがありがたいです。
言葉の凄みと謙虚さが美しくて。
まさに覚悟のある女性。
子どもの頃何故かこわい印象を持っていた福富太郎さんと出会え直せて一層あべのハルカスが待ち遠しくてたまらないです。
いつもありがとうございます。